MOONEYES Area-1
“MOON AUTOMOTIVE SPEED & CUSTOMS”
アメリカン・カスタムの象徴であるホットロッド・カルチャー。その黎明期、カリフォルニアでSpeed Shopを創業したディーン・ムーン氏。そのフィロソフィーを受け継ぎながら、サザン カリフォルニア カルチャーを育んできたMOONEYES。その歴史を感じることができる“MOON GARAGE”を訪ねた。


まだ見ぬアメリカに憧れていた10代の頃、雑誌でMOONEYESの存在を知り、横浜の元町商店街にあったショップに通うようになった。主催イベントのヨコハマ・ホットロッド・カスタムショーにも出かけ、リアルなアメリカン・カスタムカルチャーに刺激を受けた。本牧にMOONEYES Area-1ができると、買い物がてらMOON Cafeに寄るのが楽しみになった。初めて代表のシゲ菅沼さんと話したのは2000年に恵比寿にできたMOON Equipped Shopだった。ORMを創刊して以降は配布協力店になっていただき、折々で店舗やイベントを取材してきた。
10年ほど前に念願叶って、創業の地であるカリフォルニア州サンタフェスプリングスのMOONEYES USAを取材した。ディーン・ムーン氏の時代から使われているという年代モノの工作機械が並ぶMachine Shopや、往年のツールボックスやシェルフ、冷蔵庫までもが大切に残されているガレージに感激する僕に、シゲさんが「オヤジ(ディーン・ムーン氏)がいた頃の状態を、可能な限りキープしているのです。」と話してくれた。
今回、あらためて本牧のMOONEYES Area-1にあるガレージ “MOON GARAGE”を訪れた。シゲさんの愛車をはじめ、歴代のカスタムカー、カスタムモーターサイクル、使い込まれたツールボックスなどが並び、壁面には輸入した車両から外したアメリカのライセンスプレートや、恵比寿のショップに付いていたサインなどをディスプレイ。ここをアトリエにしているカスタムペインター、Wildman石井さんが描いてきた数々のアートワークも飾られている。サンタフェスプリングスにMOONEYESの歴史があるように、このガレージにもヒストリーがある。そしてここから生まれる新たなストーリーがあるのだ。


“MOON GARAGE”は、Area-1の駐車場に隣接して建っている。


MOONEYES代表のシゲ菅沼さん(左)と筆者。






シゲさんの愛車 ’69カマロ Z/28とVW タイプ1のレースカー“Moonbug”、 使い込まれたツールボックスやライセンスプレート、ネオンサインなどから、MOONEYESのヒストリーを感じ取ることができる。


’50トライアンフ Speed Twinベースの“California Blue”、’51 トライアンフ TR5 “Kalifornia Lime”、’65 ハーレーダビッドソン“Orange Krate”など珠玉のカスタムマシンたち。壁には恵比寿のショップのサインも。






ガレージの一角にカスタムペインター Wildman石井さんのアトリエがあり、壁一面に作品をディスプレイ。石井さんが手にするのはフレームスを描いてもらった僕のヘルメットだ。




創業の地、カリフォルニア州サンタフェスプリングスに今もあるMOONEYES USA。
(2015年撮影)






about MOONEYES Area-1
Wheel Junkieのためのテーマパーク
MOONEYES Area-1のショップには“EYEBALL”や、Wildmanのアートをプリントしたアパレル、カー&モーターサイクルパーツ、ガレージ・アイテムが並ぶ。MOON Cafeではアメリカンフード&ドリンクが楽しめる。

