「ガレージで過ごす時間を楽しむ。そんなライフスタイルを提供したい。」小さなMAN CAVE、バイクガレージをつくり続ける大工、大石博和さんのライフストーリーとガレージづくりへの思いを聞いた。


上の写真はダイナオガレージファクトリー代表、大石博和さんのプライベートガレージ。元はバイクガレージづくりのための工場として建てたものだ。事業拡大に伴い数年で手狭になってしまい工場は移転。空いてしまったスペースを夜な夜なリフォーム、長い時間をかけて夢だった自分のガレージ、“MAN CAVE”と呼ぶに相応しい魅力的な空間を手に入れることができたのだ。
16歳で免許を取得、250ccのバイクを手に入れた大石さんは干渉されずにバイクと過ごせる場所が欲しくて、ガレージをつくった。建築業だった祖父の手ほどきでモノづくりは得意だった。父は大工で材料も工具もある。バイク一台が入る隠れ家が完成した喜びは格別、そこで愛車をいじる時間が楽しかった。これが、のちに起業する『ダイナオガレージファクトリー』の原点だ。
高校を卒業して家業の『ダイナオ建築』を継承、しばらくバイクから遠ざかる。「33歳でハーレーダビッドソンを入手したことをきっかけに、プロの大工としてバイクガレージづくりに取り組みました」完成した据え置き型のガレージは好評で、友人から初めての注文をもらった。「一生懸命つくったガレージを納品すると、後日彼の奥さんから『ガレージのおかげでダンナがいつもご機嫌で、会社からの帰りが早くなった。』とお礼を言われました。」バイクガレージづくりにやり甲斐を見出し、これを仕事にしようと決意した瞬間だった。
『ダイナオガレージファクトリー』を立ち上げて23年、800棟を越えるガレージを製作、顧客に届けてきた。「お客様の夢や希望を叶えるために、たくさんお話を伺って、サイズや仕様を考え、フレームからつくるオーダーメイドを貫いています。」手間のかかる方法をあえて取るのは、これが顧客のための最適解だと信じているからだ。納品、設置までも自分でやるのは、顧客の喜ぶ顔が見たいから、そして自分のやり方が間違っていないことを確認するためだという。
「ガレージは人を幸せにすることができる素晴らしいもの。それは毎回お客様の笑顔を通して強く感じていることです。バイクはもちろん、ヘルメットや雑貨を飾ったり、テーブルと椅子を置けばつろぎのスペースになります。」コロナ禍にはガレージでテレワークしたいという声があり、オフィスや書斎という新たな可能性が広がった。
「小さなガレージで夢を実現して欲しい。ガレージで過ごす時間を楽しむ。そんなライフスタイルを提供するために、これからもバイクガレージをつくり続けます!」愛車と過ごすためのMAN CAVEを手に入れる。大石さんはそんな夢を叶えることができる技と経験、そして強い思いを持っている。








「愛車とともにガレージで過ごす時間の楽しさ、豊かさを知っているから、お客様の気持ちがわかる。この楽しさやワクワクを、多くのWheel Junkieに提供したいと思っています。」と大石さん。




















納品・設置時に撮影されたバイクガレージの製作・施工例。お客様と大石さんの笑顔が印象的だ


The Hanger
ザ・ハンガー
ダイナオの創業期に誕生した据え置き型のバイクガレージ。格納庫をイメージしたシルエットが人気だ。サイズ、各部材のカラー、細部の仕様など全てオーダーメイドで仕立てることが可能。


Basic Flat
ベーシックフラット
ベーシックなシルエットとフラットな鋼板葺きの据え置き型、オーダーメイドのバイクガレージ。外板のガルバリウム鋼板やアルミシャッターのカラー、窓の仕様などもオーダー可能な人気モデル。


Armored Garage
アーモード・ガレージ
従来モデルと異なるパネル構造で頑丈かつリーズナブル。本体価格: 55万円(税・送料・設置費用別)。ここからガレージ生活をスタート、より大きなガレージへステップアップする方法もある。




Legendary Garage
レジェンダリー・ガレージ
断熱性に優れた壁構造と二重サッシ、そして薪ストーブを標準装備した快適な居住空間が自慢。ソーラーパネルとポータブルバッテリーも備え、電力の自給自足が可能。贅沢仕様のバイクガレージ。


大石博和さんは、大工の技術と経験をもとに、2003年に静岡県磐田市でダイナオガレージファクトリーを創業。以来、据え置き型・オーダーメイドのバイクガレージを製作、全国に800棟以上を届けてきた。
photo: ダイナオガレージファクトリー、Gao Nishikawa