Hitoshi KohnoThe Specialist of Jimny Customize from APIO Inc.
長年にわたりスズキジムニー専用のさまざまなパーツを自社開発、商品化しているアピオ。同社のオリジナルパーツの中でも象徴的な存在のひとつ、フロントグリルについて、代表でありプロダクトデザイナーとしての顔を持つ河野仁さんにお話を聞いた。
ジムニーが実用車としてだけでなく、カスタムのベース車としても愛されてきたのは、シンプルさゆえのモディファイのしやすさによるところが大きいだろう。
「歴代どのモデルもフロントグリルの交換が容易で、アピオでは1993年頃にJA11のカスタムグリルを商品化。以降も各モデル用にオリジナルグリルを製作してきました。先代のJB23用は今なお堅調な売れ行きが続いています。」と語るアピオ代表の河野仁さんは、かつて家電メーカーのプロダクトデザイナーとして活躍、アピオ入社後はオリジナルパーツのデザインを数多く手掛けてきた、いわばスタイリングのスペシャリストである。
「人と違うジムニーに乗りたい、でも大掛かりなモディファイはちょっと…という方も気軽に手を出せるのがグリルのカスタムです。脱着が容易で自分でペイントするなどセルフカスタムも楽しめます。2018年の現行モデル発売直後に商品化した『タクティカルフロントグリル』は、累計で1,000セット以上を出荷している人気のパーツです。」
現行モデル用は軽自動車規格のJB64型と1500ccのJB74型シエラ、そして大人気のJC74型ノマドのいずれにも装着でき、バリエーションも増えている。「新製品の『レイヤードグリル』は、表面に埋め込まれた複数のナットに取り付けられる別売パーツを用意、レイヤーする(重ねる)ことで簡単にイメージチェンジできる拡張性が自慢です。」
フルモデルチェンジによってシンプルな箱バンスタイルに“原点回帰”した現行ジムニーは、他の軽自動車および小型SUVと一線を画す唯一無二の存在感でセールスも絶好調。ゆえに「他とかぶらないジムニーにしたい!」というユーザーが多い。まずはグリルから、次はバンパー、それから足回り…、と段階的に愛車をいじっていく。そんな楽しみ方が手軽にできるのもジムニーならでは。アピオのwebサイトを覗きながら、あなただけのカスタマイズを思い描いてみてはいかがだろう。




新製品のレイヤードグリルが装着された現行ジムニーと、グリルのデザインについて語るアピオ代表の河野さん。


TACTICAL FRONT GRILL タクティカルフロントグリル
先代JB23系ジムニーでも人気の横スリットデザインを現行用として商品化。ABS樹脂製で簡単に交換が可能。税込47,300円




SJ GRILL SJグリル
SJ30ジムニーをオマージュした太めのスリットとプレス加工による鉄製ならではの質感が魅力。ボディ同色にペイントしてもいい。税込52,250円


VINTAGE IRON GRILL ヴィンテージアイアングリル
繊細でどこか懐かしい雰囲気は、スチール×プレス加工ならでは。センターの太いリブ部分に別売エンブレムなどを装着可能。税込49,500円


MARKER VINTAGE IRON GRILL マーカーヴィンテージアイアングリル
アメリカンな雰囲気にカスタムできるマーカーランプ4灯とハーネスをセットしたスチール製、プレス加工のグリル。税込68,200円


LAYERED GRILL レイヤードグリル
中央の大きな開口はハニカムメッシュ。ABS樹脂製で表面に複数のナットが埋め込まれており、拡張性を持たせている。税込48,400円


LAYERED GRILL BAR with 4 Markers レイヤードグリルバー マーカーランプ 4灯
レイヤードグリルにボルトオンできる別売オプションパーツとして近日発売予定。マーカーランプ4灯付きのレイヤードグリルバー。


LAYERED GRILL BAR with Flat LES レイヤードグリルバー フラットLES 2灯
横長のLEDランプを2灯セットした近日発売予定のレイヤードグリルバー。今後もさまざまなレイヤードパーツが登場予定だという


かつてオン・オフのモーターサイクルで全国を走り回り、現在はジムニーでアクティブに東奔西走するアピオ代表の河野仁さん。プロダクトデザイナーとしてのバックボーンを持ち、文具やバッグ、ライカなど多方面に精通する趣味人でもある。






神奈川県綾瀬市にあるアピオ直営のプロショップアピオには、グリルやバンパー、ホイール、サスペンションキット、マフラーなどさまざまなオリジナルパーツが展示されており、これらを装着したデモカーも多数用意。ジムニーオーナーはもちろん、ジムニーが気になって仕方がないという読者も是非訪ねてみて欲しい。

