レザーウォレットなど高品質な革小物を世に送り出しているブランド、ノイインテレッセの新シリーズ、N.I.N(ノイインテレッセ・ネイキッド)。そのモノづくりをプロデュースしている革製品のスペシャリストにお話を聞いた。
長年にわたり靴など革製品の企画・開発に携わってきたスペシャリスト、鈴木理也(ふりがな:すずき・みちや)さんと、株式会社モルフォがコラボレーション。ノイインテレッセ・ブランドのN.I.Nレーベルがまもなく登場する。「兵庫県たつの市のタンナーに依頼、革の銀面を加工せずにワックスを入れるという手間のかかる工程を経て生まれた『たつのハンドワックスレザー』を使用しています。革を一枚ずつ温め、溶かしたワックスを塗り込んでハンドアイロンで熱含浸、一枚仕上げるのに30分ほどかかります。」と鈴木さん。革の表面のトラ、バラ傷、血筋も味わいの一部と考え、使い込んでいくことでツヤが出て、やがて茶芯が見えてくる、革好きのためのN.I.Nレーベル。目指したのは“素材の良さを生かす”、あるいは“引き算の美学”といった日本のモノづくりに息づく考え方と、厚い革の質実剛健なモノづくりの融合。アメカジの王道とは異なるアプローチで作られたN.I.Nレーベルのロングウォレットは33,000円、2.5フォールドウォレットは33,000円、カードケース11,000円(全て税込)。その発売が待ち遠しい。


同じ「たつのハンドワックスレザー」を厚さの調整のみで仕上げた。ベルト工場で、0番手の太い糸で縫製。“切りっぱなし”の雰囲気を演出したコバの仕上げもユニークだ。


製品を手に「擦れて落ちるのではなく、染料が染み込むようにじんわりと色が抜けて茶芯が出てくる、ハンドワックスレザーならではの独特な色落ちが楽しめます。」と鈴木さん。


革にワックスを塗り込んでハンドアイロンで熱含浸させている。


N.I.Nレーベルの革小物は、革も縫製もMADE IN JAPAN。


レッド・ウィング・ジャパン代表取締役を経て独立、革靴業界へのコンサルティング業務や革製品のデザイン、プロデュース、自らのブランドも運営している鈴木理也さん。