東京モーターショー開幕直前情報!展示車両独断レポート・バイク編 その1

10月28日(土)より11月5日(日)まで一般公開される『第45回東京モーターショー2017』。それに先駆けプレスデーを取材したオンザロードマガジン編集長GAOニシカワの独断レポートを複数回にわけてお届けする。まずはバイク編、その1。

男カワサキの心意気、名車復活の狼煙!
クルマだけじゃなくバイクも、各社の往年の名車を現代の技術で復活させたニューモデルを市場投入するのが世界的な流れ。
カワサキはZ1をオマージュしたレトロスポーツ“Z900RS”をお披露目、たくさんのメディアの注目を集めていた。中でも目が釘付けになったのは写真手前、『ドレミコレクション』がカワサキの依頼で製作したカスタムマシン。マフラーをはじめ、ホイール、フェンダー、灯火類、ブレーキディスクまで、ストックモデルと比較すると、変更箇所が非常に多い。「ちょっと頑張り過ぎちゃいました」と現場にいらっしゃったご担当もおっしゃるドレミ渾身のプロジェクト、必見だ!

レトロな意匠をまとった2台のコンセプト
世界に誇るホンダの名車、スーパーカブとモンキー。そのレトロな意匠を最新の技術で甦らせたのがこの2台。コンセプトに終わらせて欲しくない意欲作だ。
“Super Cub C125”(上)はキャストホイールや灯火類をLEDとするなどの、アップデイトされたディテールを与えられながら、誰が見ても一目で分かる、カブそのもののシルエットが好印象。赤いシートもオシャレ!
“Monkey 125”もまた各部がモダナイズされており、オリジナルに比べて大ぶりだが、各部のクロームパーツ、華奢なスイングアームやツインショック、大ぶりなシートなどが実にいい雰囲気だ。

ロボット技術を応用した電動バイク
“Honda Riding Assist-e”は、ホンダのヒューマノイドロボット、『アシモ』などで培ったバランス制御技術を応用したいわゆる『転ばないバイク』のコンセプトモデル。パワートレインは電動モーターだ。広報写真の車両には装着されていなかったスタンド(?)が、ちょいとかっこ悪い…。

乗ってみたいスリーホイーラー!
コンセプトモデルや最新型ではなく、またバイクの範疇に入れていいものかも迷うスリーホイーラーの “Can-Am”。しかし前から気になってしかたがなかった、「乗ってみたい!」と思わせる魅力をもつ一台。輸入元の広報ご担当と待望の名刺交換。近日公道試乗させて頂くことになった!

photo&text: Gao Nishikawa

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