翌年の春ロサンゼルスに渡り、ハーレーで大陸横断のひとり旅に出かけた。日々目の前にあるのはロードムービーそのものの景色。どもまでも広がる青い空と土色の大地、肌を灼く強い日差し。自ら走らなければ巡り会えないたくさんのモノゴトを五感でとらえながら、毎日飽きることなく走り続けた。結果、横断ならぬ大陸往復の旅になったロードトリップを終えて帰国。待っていたのは愛読していたバイク雑誌からの連載のオファーだった。期せずして、イラストと文章で旅を表現することが、僕の仕事になった。
　2003年9月、友人と二人でルート66全行程、約2,500マイルをバイクで走破した。同年12月に創刊した『オンザロードマガジン』の構想は、旅をしながら練ったものだ。以来表紙は一貫して僕のイラストで飾っている。
　夢だった二つのロードトリップ以降も、マガジンの取材とイラストのネタ探しのために何度となくアメリカを走っている。時代の移ろいは感じるが、都市部を除く多くの場所では、変化のスピードがとてもゆっくりだ。そして、いつ訪れても初めて走った時と変わらぬ感覚が蘇り、創作意欲が刺激される。
　だから僕は旅を続け、そしてアメリカを、「ロードトリップ・アート」を描き続ける。

GAOニシカワ ロードトリップアート キャンバスイラストのご紹介

すべての作品が唯一無二のオリジナル。
　GAOニシカワ自身がバイクやクルマで走り、現地でインスパイアされたシーンを切り取ったイラスト作品「ロードトリップアート」からは、アメリカの乾いた空気や暑い日差しさえも感じることができます。下は、ルート66の路傍の風景。アリゾナ州のハックベリー・ジェネラルストアや、キングマンで出会った赤いポニーカーをモチーフにした作品。GAOニシカワ直筆サイン入り、唯一無二のオリジナル・キャンバスイラストです。

キャンバスイラストでロードトリップを楽しむ。
　スタンダードな10号(P10／530x410mm）サイズの重量は約700gと軽量。壁掛け時の壁面への負担が小さく、インテリア雑貨として立てかけて気軽に楽しむこともできます。キャンバスイラストを飾ればリビングやガレージ、カフェなど、どこでも気軽にロードトリップ気分を味わうことができます。

優れたクオリティーのキャンバスイラスト
　専用のキャンバス生地と高性能印刷機による優れた再現性、美しい発色、そして印刷強度の高さが自慢です。

職人が手作りするキャンバスイラスト
　専用キャンバス生地にHP製高性能大型印刷機で一枚ずつプリント。裁断、木枠への釘打ち・仕上げ加工は職人の手で一点ずつ行われています。すべて日本製、MADE IN TOKYOです。

すべてにGAOニシカワの直筆サイン入り
　キャンバス加工完了後、すべての作品にGAOニシカワが直筆でサイン。オリジナルのキャンバスイラストが完成します。

GAOニシカワ
　東京生まれ。武蔵野美術大学卒。大手企業でデザイナー、プランナーなどを経験後、独立。2001年、ハーレーでアメリカ大陸を横断、2003年「ルート66」全線を走破。以降もたびたび渡米、『アメリカン・ロードトリップ』をテーマにイラストを制作・発表。ハーレーダビッドソンジャパン、日産自動車などに作品を提供。イラストポストカードブック "ON THE ROAD AMERICA ON ROUTE66"vol.1&2（桜花出版）を発行。
　現在東京を拠点にイラストレーター、デザイナー、フリーペーパー『オンザロードマガジン』発行人・編集長として活動。
個展・展示実績：東京・六本木AXISギャラリー／目黒区民ギャラリー／ハーレーダビッドソン昭和の森／京成百貨店水戸店／代官山ヒルサイドANNEX／横浜元町ギャラリーN／オリオンエース・A★ガレージ／横浜・ビッグママカフェなど多数。

GAOニシカワのロードトリップアートをお楽しみいただけるオリジナル キャンバスイラストの詳しい情報は下記から。
http://www.roadtrip63.com/