ORM41号の制作を終わらせてすぐに、疲れきった状態で飛行機に乗った。正直言うと延期しようかとも思った。しかし、2年ぶりに走ったアメリカは僕にたくさんの元気をくれた。今号ではLAの路上のポジティブな空気をお伝えしたいと思う。
灼熱の西海岸を、アイアンホースでクルージング。
9月中旬にも関わらず、灼熱の太陽が照りつける日々。ロサンゼルス・エリアから出ることなく過ごしたのはいつ以来だろう。ブルースカイの下を思う存分走りまわり、自然を感じ、街では最新のカルチャーに触れた。
トーランスを南下、パロス・バルデス周辺は走りやすく風光明媚な道が多い。パロス・バルデス・ドライブをクルージング、高台から高級住宅地越しにパシフィック・コーストを見下ろす。ビーチの向こうに霞んでいるのはロスのダウンタウン。
一昨年ベニスにオープンしたDEUSを、今回も訪ねた。モーターサイクルを基軸に、サーフ、自転車、アパレル、そしてカフェと、様々なカルチャーをミックス、トレンドを牽引するDEUS。愛車のヤマハ・レーサーとともに写るのはマネージャーのジュリアン
日欧の旧車をベースに気負わずカスタムするのも世界的なトレンド。こんなスタイル、以前のロスではまず見かけなかった。
トビラページ撮影後のヒトコマ。カメラカーのマスタング・コンバーチブルとハーレー、そして協力してくれたSawamuraさんのシェベル。
ロサンゼルス空港から至近、ハリウッドスターや有名ミュージシャンの顧客も多いバーテルズ・ハーレーダビッドソンを訪ねる。
ORM36に登場してくれたバーテルズの凄腕メカニック、星野充くんと2年ぶりの再会。新しいチャレンジを画策中と言っていた。
日本導入時期に注目が集まるハーレーの新顔、STREETに初めて跨がる。軽量・コンパクトでまさにストリート向けという印象。
クルージングの相棒、ストリートグライドは、全米にネットワークを持つEAGLE RIDERでレンタル。レンタカー並みの手軽さが嬉しい。