編集部でも活躍中、スズキジムニーをベースにしたコンプリートカー、アピオジムニー。今回はデモカー、米軍のハンヴィー(民間用はハマーH1)をイメージして仕上げたカスタム車両『バンビー号』をお借りして、アピオの河野仁社長とともに静岡県浜松市在住の中津川敬さんのガレージを訪ねた。
写真の大きなガレージのオーナー、中津川さんは静岡生まれで、創業11年目だというデザイン制作会社を経営している。主にモーターサイクルや玩具のフィールドで活躍しており、現在はヤマハをはじめとした企業のWEBコンテンツやアプリを中心に制作している。
「若い頃からのヤマハ・ファンで、いろんなモーターサイクルに乗ってきました。実はデザイン会社をおこした当時、まずはじめに売り込みに行ったのもヤマハだったのです(笑)。憧れの会社と仕事ができて、今だにワクワクしています!」
乗り物好きの中津川さんゆえ、クルマに関してもこれまでに何台も乗り継いできたが、今一番のお気に入りはアピオジムニーだという。
「一昨年、このアピオジムニーを手に入れてみて、今の自分の身の丈にあっている感じが、とても気に入っているのです」
木造在来工法ながら、間柱なしで6m近い開口部を確保。レムコ社製の「ウッドフラッドドア」が、古材のような風合いに仕上げた外壁とマッチしている。
右は中津川さんお気に入りの愛車、アピオジムニー。そして今回乗っていった『バンビー号』(左)は、「ペイントファクトリー」の手によりミリタリーテイスト満点に仕上げられたアピオジムニーのデモカー。1/1プラモデル感覚で仕上げられた外観が注目の的。
クルマやモーターサイクル、自転車、ミリタリー、模型、カメラ、サメ(!)など、幅広い分野の知識が豊富な趣味人、中津川さん。
中津川さんは、今回取材に同行して頂いたアピオの河野さんと共通の趣味がとても多く、クルマやモーターサイクル、カメラやミリタリーなど共通するマニアックな趣味の話題で大いに盛り上がっていた。軍用車に造詣の深い中津川さんゆえ、ミリタリーテイスト満点の「バンビー号」の仕上がりには興味津々、ご自分のアピオジムニーをいつかカスタムする際は是非参考にしたいと、隅々まで観察されていた。
ガレージの話題に戻ろう。中津川さんのガレージは築6年。古い木造校舎のような懐かしい雰囲気をもたせるために、外壁にはヤレた感じに仕上げた木材を用いたのだという。モノに強いこだわりをもつ根っからの趣味人である中津川さんらしく、ガレージ内には2台のクルマの他にもモーターサイクルや自転車、コレクションしているビンテージアイテムが所狭しと納められており、おもちゃ箱の中に迷い込んでしまったよう。
楽しくてどこか懐かしい空間、それが中津川さんのガレージなのだ。
コールマンのビンテージランタンもコレクション。バースデーモデルといわれる自分の誕生日と同じ年月に製造されたランタンもしっかりおさえる。
■取材日記01
アピオジムニーXオンザロードマガジン取材日記vol.01 「カントリースタイルのアメリカンガレージ・ワールドへ!」
■取材日記02
アピオジムニーXオンザロードマガジン取材日記vol.02 「日本最大のハーレーダビッドソンイベントへ」
photo: Gao Nishikawa
text: ORM編集部
special thanks:アピオ株式会社(0467-79-3732/http://www.apio.jp)