静岡市内某所に建てられた建坪22.5坪（74.25㎡）の大きなガレージは、オーナーが自分の好きなクルマやモーターサイクルを収納し、こだわりの家具や雑貨を置いて趣味を思う存分に楽しむためのものだ。
　外観はいたってシンプル。まず目をひくのは５メートルを超える開口部に設置された木目調のオーバースライドドア。ガレージドアメーカーの金剛産業が製作 し、同社の販売・施工代理店でもあるマキシの職人が施工した。広々としたガレージ内には手入れの行き届いたボルボP1800ESやBMW R1200GS、ペダルカーも置かれている。ダルトン製のメタル製ツールボックス、ライト付きのシーリングファン、照明付きのタンブラーケースなどインテ リアのチョイスにも隙がない。

クルマ１台、モーターサイクル２台、大型ツールボックスなどを置いても、まだ余裕のある大空間。天井も高く開放感にあふれる。

ミサイル発射ボタン風のスイッチは、マキシ代表、田中氏のアイデア。

ガレージの奥に作られたホビースペースにも、こだわりのアイテムがいっぱい。トラディショナルスタイルのアメリカンファニチャー、アメリカンフェン ス、スチール製看板などガレージをおしゃれにしてくれるアイテムがきれいにディスプレイされている。部屋の突き当たりにあるハイタイプの作業テーブルは 「立ったまま作業ができるように」とオーナーがマキシにオーダーしたもの。壁に沿ってL字型に作り付けられており、使い勝手が良い。　　
　オーナーの想いをマキシ田中氏とスタッフが見事に具現化したガレージは、まさに趣味人の夢空間である。

◆マキシガレージワークス
「マキシガレージワークス」は静岡市の工務店「株式会社マキシ」が2012年に立ち上げた、ガレージ専門ブランド。クルマ、モーターサイクル、アメリカ好 きの職人集団で、熟練した建築技術に遊びのエッセンスを注入し、オリジナルガレージを展開。数センチ単位での大きさの指定、内外装材質、こだわりの仕様指 定など、顧客の思い描くイメージ通りのガレージを作り上げる。