文化や習慣の違いも垣間見え興味が尽きないアメリカのホームセンター。ガレージ作りのプロ、ダイナオガレージファクトリー代表の大石博和氏と、DIYの本場アメリカのホームセンターを探訪、その模様をお届けしよう。
ダイナオガレージファクトリーを主宰する大石博和氏はモーターサイクル好きが嵩じてガレージメーカーになってしまったベテランの大工。長年培った大工としてのノウハウはもちろん、モーターサイクルやクルマに造詣が深いからこそのアイデアが満載のダイナオ製ガレージは、その作りの良さからWheel Junkieたちからも熱い視線が注がれている。そんなガレージ・プロデューサー大石氏とともにアメリカに出張した際に、取材先として印象的だった場所のひとつがホームセンターだった。シロウトが見ても楽しいアメリカのホームセンターに、ガレージ作りのプロと出かけたわけだ。大石氏に日本のホームセンターとの違いを聞いてみると…。
「店の規模も凄いけど、ひとつひとつのモノがデカいですね。風呂やガレージまでキット化されて売っていたり、みんなピックアップトラックに載せて帰って自分で作っちゃうのかなあ。品数も日本のホームセンターとは比べ物にならない、ここに来れば住宅一軒建てられるだけの材料が揃っちゃいますね。」と興奮気味。
「アメリカを旅するならホームセンターに行かないと!観光地なんかより楽しいですね。ブランドものなんか買っている暇ないですよ!!」と力説する大石氏。大きなカートを押しながらレジに並ぶ大石氏の手には派手なプリントが施された溶接面(溶接する際に顔を覆うマスク)がしっかり握られていたのだった…。
★THE HOME DEPOT
オレンジの看板が印象的な「ザ・ホーム・デポ」は北米中心に2,000以上の店舗を展開するアメリカ最大のホームセンター・チェーン。小売りチェーンとしても米ウォルマートに次ぐ世界第2位の規模を誇るのだ。
ダイナオ・ガレージ・ファクトリー
静岡県磐田市福田3101-1
TEL:0538-55-6655
URL:http://www.dainao.net