バイクガレージをもとに、昨年製作した模型好きのためのホビーガレージ。静岡ホビーショーに持ち込んだ新作はこれよりはるかに小さい。
バイクガレージ作りのプロ『ダイナオ』が提案する、小さなプラモデル部屋。
据え置き型のバイクガレージといえば最初に名前が挙がるほど、ライダーに周知された存在の『ダイナオガレージファクトリー(DGF)』。そんな同社が、模型界のビッグイベント『静岡ホビーショー』に出展した。持ち込んだ小さな小さなプラモデル製作のための小部屋は、来場者だけでなく出展社、すなわち模型業界からも熱い視線が注がれた。
静岡・磐田を拠点に、オーダーメイドの据え置き型バイクガレージを全国のバイク好きに届けているDGF。
代表の大石博和さんは複数のハーレー、そしてアメリカ車を所有するクルマ好きで、自身の手で建てた大きなプライベートガレージは、テレビを含む様々な媒体の取材を受けるほどクールだ。
実は大石さん、地元静岡のホビーショーに毎年足を運んでいるほどの模型ファンでもある。
今年開催されたホビーショーに、DGFが初出展した。そのために作ったのがこの小さな『ホビーガレージ』だ。
「バイクガレージをお納めしたお客様の多くは、バイクを保管するだけでなく、パーツや工具、趣味のグッズで室内を飾り、そこでメンテナンスも行う。
椅子やテーブルを持ち込んでくつろいだり、日曜大工や模型作りをするなど、趣味の部屋として使っている方もいます。
そこで、模型ファン専用のガレージがあったら面白いと思ったのです。」
模型の保管場所や、製作時に生じる騒音や匂い、作業場所の確保などに困っている模型ファンは多いらしい。
この『ホビーガレージ』を設置すれば、すべて解消!というわけだ。
DGFが提案するミニマムなMAN CAVE、お一ついかがだろう。
鉄骨フレームの頑丈な作りはバイクガレージそのまま。
大掛かりなエイジング加工や鉄筋で作った鉄格子はイベント用の演出だという。
作業台や塗料・工具の収納棚、換気扇と塗装ブースなどが機能的に配された内装は、模型好きならでは。
上の写真で壁から生えているのは小さなスツールだ。このガレージに興味が湧いた方はDGFへ。
ダイナオガレージファクトリー
静岡県磐田市福田3101-1
0538-55-6655
dainao.net
text: Gao Nishikawa