DGF・ダイナオ ガレージ ファクトリーが作った「フェアレディZ」のガレージ

据え置き型バイクガレージのオーソリティー、DGF・ダイナオガレージファクトリーが新たに製作したのは、クルマ用のガレージ。
それも日産自動車オフィシャルの『フェアレディZ S30 50周年記念ガレージ』だ!


オンザロードマガジンの読者はもちろん、多くのライダーたちにバイクガレージメーカーとして広く認知されているDGF・ダイナオガレージファクトリー。その新たな展開が先日お披露目された。誕生から50年という節目を迎えたフェアレディZ S30のガレージがそれ。
『DGFがクルマのガレージを?』と思う貴兄もいらっしゃるだろうが、これまで全国に納品・設置してきた600棟を越えるガレージの中には、クルマ用やバイクとクルマを収納する大型ガレージが数十棟含まれており、本誌もたびたび取材、誌面などでご紹介しているのだ。

『なぜフェアレディZのガレージを?』という問いにはDGF代表の大石博和さんが答えてくれた。
「バイクだけでなく、クルマ用のガレージも製作していることをしっかりアピールしたいと思っていた矢先に、ライセンス契約による日産オフィシャルのガレージ製作のお話しを頂きました。契約を締結、最初に作ったのがこのフェアレディZのガレージなのです。」
今回お披露目したフェアレディZ仕様のガレージは、外寸法で幅3m/奥行き6mの一台用。アルミ製の電動シャッターにもロゴが入る。
天井と壁はペイント仕上げ、フロアはチェッカー柄。照明や棚、カウンターを備える。外装だけでなく、ガレージ内の壁面にもフェアレディZの50周年ロゴがあしらわれる。
このガレージの価格は税別350万円。別途輸送・設置費用がかかる。
収まっているのは日産自動車所蔵のフェアレディZ432(もちろん非売品!)だ。

大型輸入バイクオーナーも納得の強度や優れた耐候性、安全性を備えたガレージづくりで培ってきた技術は、クルマ用のガレージにも存分に発揮されている。
「DGFのガレージは自社工場でほぼ完成状態まで作り込んでお客様にお届けすることを基本にしています。大型ガレージでもその方法にこだわり、分割式という手段を考えました。もちろん品質は一体型と変わりません。」
これまでも2~6分割式のガレージを複数台のトラックに積み込んで納品、現地で組立て設置を行っており、信頼性も充分以上。
日産というグローバル企業とのライセンス契約締結もまた、それを裏付けているといえよう。

上はDGFスタッフ。左から池下和城さん、代表の大石さん、そして松本恭英さん。
大型のガレージは写真のように分割して搬入する。今回のフェアレディZのガレージは3分割で製作され2台のトラックで搬出入された。

お披露目の場となったのは東京・お台場で開催されたMOONEYES主催イベント「ストリートカーナショナルズ2019」。
ブースの壁面をGAOニシカワによるフェアレディZのイラストが飾った。

フェアレディZ以外の日産車用ガレージも製作可能!
2019年、DGF・ダイナオガレージファクトリーは日産自動車と公式ライセンス契約を締結。日産車ブランドを冠したガレージの製造・販売を開始した。
フェアレディZの各年式・型式はもちろん、スカイライン、GT-Rなど、新旧全ての日産車ブランドのガレージ製作が可能。
詳しくはDGFにお問合せを。

お問い合わせ:
DGF・ダイナオガレージフェクトリー
0538-55-6655
http://dainao.net

photo&text: Gao Nishikawa

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