アウトドアや防災用に常備したい、ポータブルソーラージェネレーター『パワーボックス PS300』

多発する災害。備蓄品について真剣に考えるようになった時、出会ったのが蓄電式のポータブルバッテリー、“パワーボックス PS300”。災害時だけでなく、アウトドアシーンなど日常的に活用できる優れものだ。その生みの親であるヴェゴクリエーションズの馬場大介さんを訪ねた。

 フォードのピックアップでキャンピングトレーラーを牽引してサーキット入り、全日本モタードに参戦するトップライダーとして活躍する馬場さん自身、このポータブルバッテリー"パワーボックス PS300"を自ら使い倒しているという。製品の開発者である馬場さんに聞いた。
「3泊4日のキャンプでスマホやデジカメの充電、Bluetoothスピーカーで音楽が聴け、懐中電灯にもなります。家庭用コンセントの他、クルマのシガーソケット、ソーラーパネルからも充電できるので、電源設備のないアウトドアでも充電が可能です。」
 ちまたには他にも同種の製品がいろいろあるが、このパワーボックス PS300は馬場さんが電池メーカーと共同開発した高性能小型リチウムバッテリーを搭載。2年間の製品保証が付いての参考価格は53,000円だ。
 この製品に出会ったのはちょうど台風15号、19号が各地に大きな被害をもたらしたタイミング。災害時の電源確保はもちろん、アウトドア・アクティビティなどで普段使いとしても活躍するポータブルバッテリーは、一家に一台備えておきたいアイテムといえそうだ。ここにご紹介したパワーボックス PS300は今、編集部に常備されている。今後その使い勝手についてレポートしたいと思う。

ポータブルバッテリー"パワーボックス PS300"の開発者で、発売元ヴェゴクリエーションズ代表の馬場さん。

日頃からコンセントで充電しておけば、いつでも持ち出して活用できる。クルマのシガーライターからも充電可能。
充電しながら、スマホに入っている音楽をBluetoothスピーカーで聴いてみたが、音質もなかなかのもの。調光や点滅も可能な明るいフラッシュライトを標準装備。
別売りのソーラーパネルを接続することで、万一の停電時も充電が可能だ。

災害時はもちろん日常生活においても電源確保は、最重要項目のひとつ。手軽なポータブルバッテリーはとても心強い存在になってくれそうだ。

photo&text: Gao Nishikawa

取材協力: ヴェゴクリエーションズ(047-409-5015)

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