アーチ型の格納庫のようなガレージにソテツやパームツリー。関越・所沢IC近くにある、アメリカン・ヴィンテージショップを訪ねた。
ロードサインや消火栓、路面のSTOPサイン。西海岸の雰囲気を再現したここは、北米からの直輸入ヴィンテージ雑貨を販売している『ベリーランド』。「クルマとアメリカ文化が好き過ぎて、ラスベガスのSEMAショー見学を目的に25歳で初渡米。街並みから看板、自動販売機まで見るもの全てに感激、ジャンクヤードで北米仕様の日本車パーツを物色したり楽しみました。」以来たびたび渡米、現地のカーガイとも交流するようになったと語るのは代表の古川将成さん。
日産スカイラインなど旧車をアメリカンパーツでカスタムし、日常のアシはシボレー・シルバラードとビュイック・ワイルドキャット。初期型ヤマハRZ250などを所有するモーターサイクルフリークでもある。「運送会社を経営しながらコルベットを何台も乗り継いできた父の影響もあります。『ベリーランド』の店舗があるガレージの一階は僕と父のプライベートなガレージです。」
二階部分が、古川さん自身の目利きで厳選・輸入したヴィンテージが並ぶショップだ。 2019年にスタート、ファンが増え商品も順調に売れているというが、渡米しにくい影響で在庫が少なくなっているそう。秋には買い付けと日本への発送手続きのために渡米しようと計画中。「楽しみにしていてください!」と古川さんは笑顔を見せた。
(写真)ベリーランド代表の古川将成さんと、愛車の1966年型ビュイック・ワイルドキャット。
INFO
Berry Land(JOYFIC株式会社)
埼玉県所沢市松郷144-11
Web: https://berryland.raku-uru.jp
Instagram: https://www.instagram.com/berry_landmasa
営業日・営業時間はwebやInstagramでご確認ください。
photo&text: GaoNishikawa