ラフテール10周年記念ツーリング アメリカ大西部とルート66、1,000マイルを走破した4日間

アメカジショップとして、またサドルバッグをメインにしたレザープロダクツ・メーカーとして全国にその名を知られる、茨城県ひたちなか市の「ラフテール」が、今年10周年を迎えた。その記念として顧客とスタッフ、総勢19名が参加するアメリカツーリングを敢行した。

  「オンザロードマガジンも10周年だし、一緒にアメリカ走りに行きましょうよ、GAOさ~ん」と電話の向こうでラフテールの小船祐幸氏。突然の誘いに「ええ?ああ、いいですねえ…」と僕。後日送られてきた立派なツアーパンフレットを見て「おお~いいルートだ。行きた~い!」と思わず声が出た。
 ラフテールは創業以来、年数回、多い時は200台が参加する国内ツーリングを主催している。「お客さんもスタッフもハーレー乗り。走る機会を用意するのも我々の仕事だと思うのです。」と小船氏。
 国内で数多くツーリングを主催したラフテール代表の小室光 由氏にとって、10周年を機に実現したかった夢が、顧客とアメリカを走ることだった。だから"EVOLUTION!"と銘打った6泊8日の旅のメインイベ ントは、4日をかけて1,000マイルを走破するツーリングだ。参加者は26歳女性から65歳男性までと幅広い。このページは、スタッフ5人と顧客14人 がハーレーのツーリングモデルとトライク+ホンダ・ゴールドウイングでラスベガスを起点に走った旅の記録。帰国直後、日焼けした小船さんから頂いた画像で 構成した。「お客さんをお連れして、という趣旨ではありましたが、スタッフも一緒になって楽しめました。10周年に相応しい、笑顔のたえない旅でした。」と小船さん。編集のために写真を見ながら僕は、「行きたかった~」と何度も心の中でつぶやいた…。

ROUGH TAIL(ラフテール)
サドルバッグを中心に、モーターサイクルライダー垂涎のレザーアイテムを生み出している「ラフテール・レザーワークス」の工房を併設する店舗には、自社製品の他、厳選したアメカジ・アイテムが並ぶ。
茨城県ひたちなか市稲田1048-86
029-212-3766
水曜定休
http://roughtail.jp

小船氏を中心にラフテールのスタッフが、「アメリカで社長を驚かせたいので…」とこっそり僕にオーダーしてくれたのは、架空のORMをイメージしたイラスト。最終日に小室社長にプレゼントされた。

photo: RoughTail & The Evolution Guys
text: Gao Nishikawa
special thanks: ラフテール(029-212-3766/http://roughtail.jp

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