10月も後半に差しかかっています。9月から今日までは、まさに『怒濤の2ヶ月』でした、
16日間のアメリカ出張にはじまり、北海道でのハーレー17年モデル試乗、オンザロードマガジン新刊の取材・制作、そして『RoadTrip63』ブランドとしての展示会出展など、たくさんのミッションを終え、とてもホッとしています。
アメリカや北海道取材については、間もなく発行のオンザロードマガジン49号でご覧頂くことができます。追ってこのwebでもご覧に入れる予定です。お楽しみに。
今日は、昨日10月20日まで3日間にわたり開催された、代官山ヒルサイドテラス・アネックスでの合同展示会、『シンジケート』への出展についてご報告したいと思います。
僕が立ち上げたブランド『RoadTrip63』として、アパレルの展示会に出展するのは初めて。主催者である”A WAGON SHOP”野川さんのご配慮で、壁面を広く使い、イラストやアートワークとともに商品展示をさせて頂きました。
会期中、お客様はもちろん、アパレル業界の大先輩を含む出展者の方々に、いろいろなお話やアドバイスを頂きました。自分に足りない部分を再確認するとともに、進むべき方向がさらに明確になった、意義深い3日間でした。
出展の皆さん、ご来場くださった皆さん、ありがとうございました。ここであらためてお礼申し上げます。
このシンジケートへの出展を総括する意味で、ブースの様子とともに、ご好評頂いた『RoadTrip63』のアイテムたちをご紹介します。
ニューモデルで人気が高かったのがスウェット・パーカー。
僕が日常的に好んで身につけているフロントジップのスウェット。お気に入りは、無地か、気の利いたメッセージが入った、ちょっとやれたボディのパーカーでした。(愛用しすぎてやれてしまったものも多いのですが。)
そんなわけで、インディゴ染めで色落ちが楽しめるボディに、ステンシル風の手描きロゴをプリントした一着を作ってみました。写真のサンプルはアメリカ取材でも朝晩の涼しい時間帯に、また飛行機の中で着用していたもの。何度か洗濯機・乾燥機にも放り込んできましたが、色落ち(他のファブリックへの移染)を気遣ったのは、最初の2~3回でした。何より色の落ちっぷりがいい感じ。ご覧頂いた皆さんにも好評でした。
横濱帆布鞄のトートバッグをベースにしたコラボ別注モデルも大人気でした。
荷物をコンパクトにまとめるのが苦手なので、なんでも放り込めるトートバッグは必需品。エコバッグみたいなペラペラじゃなくて、ガッツリした帆布が大好きです。横濱帆布鞄製はもちろん、シンプルなのはいくつも持っているので、ちょっと遊びのあるモノが欲しいと思っていました。
そこで、横濱帆布鞄代表の鈴木さんに相談、ネイビーの他、鮮やかなカラーの帆布に、僕がアメリカに行くたびに買い集めていた直輸入のファブリックを組み合わせた限定モデルを試作してみました。『限定』というのは、僕が気まぐれで買い集めてきたファブリックで、そんなにたくさん作れないからです。(たぶん各色5〜10本程度)
好みは人それぞれ、女性にはオレンジベースにちょっと可愛らしいプリントが人気。男性にはネイビーでシックなプリント。アメリカ大好き!な貴兄にはブルーベースにロードサインのプリントが好評でした。
プリントTシャツの人気ナンバーワンはこれ。
イラストのモチーフはカリフォルニアで見た63年型のアメリカンワゴン。好き者のあなたならお気づきの通り、ボンネットからキャブとエアクリーナーが飛び出し、フロントがカチ上がったギャッサースタイルのチューニングマシン。のんびりロードトリップになんか全然ふさわしくないクルマなんです。
でも、カッコいいのでよし!として、”HIT THE ROAD!”のコピーとともにプリントしちゃいました。刷り色は共通ながら、サンプルではホワイト、ブラウン系、ゴールドイエローの3つのボディカラーを用意しました。全部作るかが悩みどころ。あなたなら何色が好みですか?
「これもGAOさんが描いたんですか?!」とご質問を多く頂いたのが、Tシャツにバックプリントされたこのイラスト。
FBのお友達はお気づきかと思いますが、この夏、親子で夢中になった猛禽類のツミ親子をモチーフに、勢いで描いたイラストでTシャツ作っちゃいました。ウチの家族以外に誰か着てくれるのかなあ、と思っていますが、展示会場で多くの方が話題にして下さったことが、とっても嬉しかったです。
ちなみに鳥を真剣に描いたのは、たぶんはじめて。
それでもご好評を頂いたのは、たぶんツミ親子と出会ってから数週間が、僕と家族にとって素晴らしい時間であり、その思いがお伝えできたからなのかも。。。
その他、既に商品化しているレザージャケット、キャンパーTシャツも、多くの皆さんにご好評頂きました。
後染めレザーの独特の風合いを手に取ってご覧頂き、「いい雰囲気ですね~」と言って頂けたのがとてもよかったし、自信にもつながりました。こだわりのポイントだったので。
ジャケット、キャンパーTシャツについての情報は、WEBでチェックしてみて下さい。
http://www.roadtrip63.com/
photo&text: Gao Nishikawa