残暑を彩るクールアイテム・日米対決!?「GM製冷蔵庫」vs 「かき氷器・初雪」

ここでなぜ冷蔵庫なのか。それは、これがアメリカのゼネラルモータース(GM)製だから。なぜ、かき氷器なのか。それはまだまだ残暑だからなのである!

ここは、東京・板橋区は高島平にあるレストラン『フットレスト』。
オンザロードマガジンでも度々ご登場、お馴染みクラシックジープのスペシャリスト、『オートジャンクション』安井一郎社長の弟さんが経営するこの店には、オートジャンクション由来の様々なヴィンテージアイテムが飾られている。
その店内に、この夏また新アイテムが登場したという知らせを受け、カメラ持参で出かけてみた。
ジュークボックスの隣で僕を迎えてくれたのは、真っ赤で丸っとしたボディが存在感満点のアメリカ製冷蔵庫。
カウンターには海の家を思い出さずにはいられない、昔ながらの業務用かき氷器が。

同行してくれた安井社長が言った。
「この冷蔵庫、GM製だから記事になるよね!」と。
「はいはい、オンザロードは専門誌じゃありません、ライフスタイル誌ですから大丈夫!それにこういうの、好きです。」と僕。
というわけで、めでたくここでご紹介とあいなった。
冷蔵庫の立派なエンブレムには確かにゼネラルモータースのロゴ。
コカ・コーラのイラストも描かれて、超アメリカン。

「初雪」の赤い文字が眩しい手回しの業務用かき氷器は、裏側に回ってみると剥き出しのメカがカッコいい!

冷蔵庫とかき氷器の個別のお話しは、下をご覧あれ。

まだまだ残暑厳しい東京。
これらの貴重なヴィンテージ『夏アイテム』、しばらくはフットレストに展示されているそうなので、是非実物に触れてみて欲しい。

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ジープコレクターのガレージから発掘した逸品は、アメリカのゼネラルモータース(GM)製の冷蔵庫。
1960年代デトロイト製と推測できるスチール製。
クルマ好きならGMの文字に萌えるハズ。
描かれたコカコーラの瓶も、よく見るとロゴがレリーフの旧いタイプ。
構造は、保冷箱の内部全体を、庫内上部の小さな冷凍庫で冷やすというシンプルなもの。



『初雪』の文字と『寶舟』、そして『天女』が目をひくかき氷器は、安井社長のご友人宅物置に放置されていたものをサルベージ。
昭和30年代頃の製造と推測。
メッキ部分はリクローム。
剥げた塗装はサンドブラストをかけて全て落とし、腕利きの看板屋さんに依頼して、新品当時のペイントを再現。
取材時は実際の使用に向けて調整中とのことだった。

フットレストは駐車場完備、高島平駅からも至近。
ファミリーでも楽しく利用できる、味自慢の洋食屋さんだ。
実はあの戦隊モノのロケ場所にも使用されたとのこと。
板橋区高島平2-22-11/03-5398-6665。

photo&text: Gao Nishikawa / special thanks: Auto Junction (http://www.autojunction.co.jp

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