アメリカ好きにアメリカのビールを。それも個性豊かな「クラフトビール」を。人種の坩堝、アメリカが味わえるクラフトビールのお店がまたひとつ、横浜駅・西口に誕生した。
クラフトビールの輸入商社、ナガノトレーディングが扱うほぼ全商品をラインナップする“Antenna America”(アンテナアメリカ)。横浜・関内の1号店、東京・品川駅アトレ内の2号店に続き、3号店が横浜駅・西口の『ジョイナス』の地下一階、 “FOOD&TIME ISETAN YOKOHAMA”(フード&タイム イセタン ヨコハマ)内にオープンした。横浜駅から直結、雨でも夏の暑さも苦にならない利便性が嬉しい立地。クラフトビール一本からの購入・お持ち帰りはもちろん、「待ち時間に一杯」というのも可能なフードコートスタイルなので、気軽にお楽しみ頂ける『アンテナアメリカ横浜店』をご紹介する。
2018年3月にリニューアルオープンした“FOOD&TIME ISETAN”にあるアンテナアメリカ横浜店。コンセプトは古き良きアメリカ。コンクリートむき出しの天井や壁に古材を使って装飾を施し、ちょっと古びたウエアハウスのイメージを作り出している。店内ではクラフトビールにマッチするフードも提供。また“FOOD&TIME ISETAN”は話題のお店が多数出店するフードコートスタイルなので、アンテナアメリカで手に入れたビールやフードを共有スペースに持ち出すことも可能。まわりのお店のお料理、例えばピザやハンバーガー、お寿司なんかをシェアしながらクラフトビールを楽しむゲストも多い。
アメリカン・クラフトビールの輸入に特化しているナガノトレーディングが誇る品揃えは、常時130~150種類!本国の酒類専門店でも、アメリカ製だけで同等のラインナップを揃えているお店はない。だからアンテナアメリカは、海外からも高い注目を集めている。そしてその特徴が最大級に表現されているのがここ、アンテナアメリカ横浜店なのである。店舗の約半分のスペースに系列店舗中最大級の店舗内蔵式冷蔵庫を設置。個性的なデザインの缶や小ビンの他、なかなかお目にかかれないワインボトルのような大ビン、販売価格が4,000円を超えるヴィンテージビールなどを、目で楽しむことができるのもこの店ならでは。冷蔵庫に付けられた選び方ガイドや、商品ごとの説明を参考に選ぶもよし、クラフトビール好きなスタッフに相談して、好みの一本を見つけるのもお薦めの楽しみ方といえる。
唐揚げチキンにソースを絡めた「チキンウィング」は、アメリカ人がこよなく愛するフィンガーフードの代表選手。アンテナアメリカの自慢はブリュワリー監修のビールを使ったソース。中でも新たに登場した「ハニーマスタードソース」を絡めたチキンウイングは、子供にも大人気だ。フワフワポテトの食感が好評のワッフルフライもビールが進むお薦めの逸品。是非お試しあれ!
アンテナアメリカ横浜店の象徴として壁面を飾るアメリカの国旗にもご注目頂きたい。実はこれ、クラフトビール界の老舗「シエラネバダブリューイング」のボトルキャップでできている。フレームはアメリカの馬小屋を解体した廃材を使用。アメリカ国旗のちょっと難しい規則に配慮しながらサイズを決め、ボトルキャップの数や配列にも気を配って、スタッフとファンの手で丁寧につくり上げた『クラフト作品』なのである。
クラフトビールのブリュワリーがつくった個性豊かなグッズ、Tシャツも多数ラインナップ。日本国内ではアンテナアメリカでしか手に入らないレアなアイテムも多いので、是非チェックして欲しい。
今一番人気の「シエラネバダ・ペールエール」は、迷ったらこれ!とアンテナアメリカでもお薦めの逸品。
著者:大平朱美
横浜を拠点に、アメリカ各地からクラフトビールや酒類を輸入、卸売りを行う(株)ナガノトレーディングの代表。
アンテナアメリカのwebサイトも必見!
http://www.antenna-america.com
photo&text: Akemi Ohira