
アメリカのオクラホマ州チャンドラーにある“Route 66 Interpretive Center”のミュージアムエリアで、昨年より、アーティスト トミ・ツカダとGAOニシカワのイラストが展示されている。その展示内容が2025年10月15日にリニューアルされた。

この展示は、オクラホマにお住まいの日下部眞理子さんと、Susan Wilpitz Pordosさんのご尽力により実現。
日下部さんは、ルート66沿いにお住まいで、この道の魅力を日米に向けて発信している方。オンザロードマガジンVol.63にご主人(アーティストで、ルート66のガイドブック"EZ66 Guide for Travelers"の著者)とともにご登場いただいたことも。Susan Wilpitz Pordosさんは“Route 66 Interpretive Center”のディレクター。
仕掛け人である日下部さんの企画意図は"ルート66に魅せられた日本のアーティストの絵画作品展"だ。
これまでの展示は日下部さんにお送りした作品のデータを現地で出力・額装したもの。今回は作者2人それぞれが日本で作品を用意、国際輸送のスペシャリスト、ANAグループの株式会社OCSのサポートにより空輸。日下部さんに展示していただいた。
GAOニシカワの作品とともに展示されている水彩のイラストは、長野在住のトミ・ツカダこと塚田富芳の作品。
ともにルート66に魅せられ何度となく現地を訪ね、この道をテーマに作品を描き続けているアーティストだ。
既にたくさんのビジターが、展示を楽しんでくださっているという。日下部さん、Susanさんには心よりお礼を申し上げます。
2026年はルート66が開通して100周年目のメモリアル・イヤー。日本国内で100周年記念ツアーを共に開催しているメンバー、写真家のよしおか和、増井貴光の作品も加えた、さらに大きな規模の展示ができるよう、そして皆で現地を訪ねるべく、日下部さんとコミュニケーションをとっているところだ。

“Route 66 Interpretive Center”の建物は1930年代に建造された軍の武器庫。それをリノベーション、チャンドラーの街が経営するルート66のビジターセンターとして2007年にオープン。世界中からたくさんの旅人が訪れているランドマークである。
“Route 66 Interpretive Center”の公式サイトはこちら
https://www.route66interpretivecenter.org/