アメリカの食文化に欠かせない日常的メニューと言えば、やっぱりBBQ!今回はその傍らに鎮座するBBQソースにスポットを当てよう!アメリカ人にとってのBBQソースは、いわば日本における『醤油』と同じ、何にでも使える万能アイテム。BBQソースを制する者はアメリカンフードを制す!なのである。
★ご家庭でも楽しめるチキンウイング!
BBQソースは、BBQグリルで焼いた肉につけて食べるのが王道。 それ以外の使い方もご紹介。アメリカ人は何よりチキンが大好き! どこのレストランでも(和食レストランでも!)必ずあるのが『チキンウィング』(※)。 チキンウィングはいわば『アメリカ風手羽先』。そのお店の料理技術がわかるこのメニュー、店ごとにソースや味付けにこだわりを見せている。 そんなアメリカンフードの代表、チキンウイングは揚げてからソースで仕上げるので、実は下味処理不要でラクチン!そこで、ご家庭での気軽な楽しみ方をご紹介! (※)チキンウィングは地域によって、ニューヨーク北部のバッファロー市にちなんで『バッファロー・ウィング』と呼ばれることもある。 ソースは好みの味を指定できる場合が多い。 How to cook. ①骨付き(手羽元、手羽先)を使うことが多いが、骨なしもも肉でもOK。 適当な大きさにカットして唐揚げに。(売っている唐揚げでも可!)。 ②揚げたての唐揚げはしっかり油切りをし、BBQソースを入れたボウルの中でまんべんなくからめる。 ソース鍋でBBQソースをあたため、溶かしバターを混ぜるとまろやかな味わいに。 お好みでアレンジできるのも醤油と同じ。 ③ニンジン、セロリをスティック状にカット。 ④お皿にチキンウィング、カット野菜、ブルーチーズ入りのディップやランチドレッシングを添えて出来上がり!
アメリカの家庭の冷蔵庫にあるBBQソースは平均3~4種類。 日本人が、塩、みそ、ニンニク味…などの『焼き肉のたれ』を揃えるような感覚で、スパイシーやスモークテイストなど、味わいもいろいろ。 開封前は冷暗所で、開栓後は必ず冷蔵庫で保管!
★気分によって、ソースを使い分けよう! チキンウィングにはやっぱりビール。ということで何とビールを使ったBBQソース&スパイスをご紹介!
Stone Smoked Porter BBQ
ストーンスモークドポーターソース
南カリフォルニア・サンディエゴにある、ガーゴイル(守護神)が目印のブリュワリー『ストーンブリューイング』の『スモークポータービール』を使ったロースト感、濃厚さ、甘味、コクが味わえる本格スモークフレーバーの定番ソース。アルコールは入っていないので、お子様にもオススメ。
Arrogant Bastard Jalapeno Sauce
アロガントバスタード・ハラペーニョホットソース
辛いもの好きにお薦めのこちらも、サンディエゴ・ストーンブリューイングの人気ストロングエール、『アロガントバスタードエール』とハラペーニョを使った大人の辛さ、ヤミツキなホットソース。初心者にはスモークドポーターソースをベースにブレンドして楽しむのもアリ!
Sierra Nevada Pale Ale & Honey Spice Mustard
シエラネバダ・ペールエール&ハニースパイスマスタードソース
アメリカン・クラフトビールの王者、『シエラネバダブリューイング』の看板商品『ペールエール』はグリーンの缶が目印、今やアメリカ人なら誰もが知っている。 そのシエラネバダペールエールを使った『ハニーマスタード』は、スーパーにも並んでいる人気商品。 ハニーと言っても甘すぎないマスタードは、チキンウィングに絡めてマスタードチキンに。ホットドッグやサンドイッチにつけても、抜群の相性。まさに万能アイテム! これらのソースはまだまだ日本ではレアな存在。 横浜・関内の「アンテナアメリカ」では、今回ご紹介したアイテムの他、多彩なソースを常備。 看板商品のチキンウイングを自分ごのみの味にして楽しむことが可能。 横浜は遠い…、という方は直営店アンテナアメリカにてインターネットで購入可能。 今年のピクニック、キャンプはクラフトビール片手にアメリカの味を堪能して欲しい。
大平朱美(photo&text)
横浜とロサンゼルスに拠点を持ち、アメリカ各地からクラフトビールや酒類などの輸入卸売りを行う株式会社ナガノトレーディングの代表。 横浜・関内にある同社のショールームショップ「アンテナアメリカ」では、その場で飲食の他、購入や通販も可能。 ここでご紹介しているBBNQソースやスパイスも同社が輸入販売している。 www.antenna-america.com