ダッチオーブンに代表される鉄鍋のイメージ。アウトドアクッキング、美味しい料理が出来そう、カッコイイ。でも、重くて手入れが大変そう・・・。
使ってみたら、あらあら簡単で美味!鉄鍋の魅力を鉄馬女子2人がお伝えします!
photo:Gao Nishikawa text:Nozomi Nakamura,nao special thanks: COOK & DINE HAYAMA
今回は直径26cmの鋳鉄製スキレット「LODGE LOGIC SKILLET PANS 10・1/4 inch」と、同じ鋳鉄製のずっしり重い蓋「SKILLET COVER」を使って朝食の定番サニーサイドアップとパンケーキ作りに挑戦です!
まずは油をしき中火でじっくり加熱。ほんのりと煙が出てきたら弱火にして準備OK!
早速卵を割り落とすとジュワッとイイ音。蓋をとじ、3~4分程放置すると完成!
卵が持っている水分をじっくり引き出して蒸し焼きにするので、水を一滴も加えることなく鍋内は蒸気が充満して、表面には白い薄膜が張ってきます。余熱をしっかり与えてから焼けば、お箸でスルッとはがれるんですよ。
そのまま次のメニューへ!パンケーキミックスをゆっくりスキレットへ流し込んだら蓋をして、火力は弱火で。粉モノは焦げやすいので1分たらずで裏返します。鋳鉄製のスキレットはアルミやステンレス製のフライパンより畜熱能力が高いので、余熱でも十分に火が通るんです。
そう、蓋と合わせることで「薄型ダッチオーブン」となるのです!
そしてお待ちかねの試食!卵の白身はふっくらで裏はパリッ!黄身はとろとろで絶妙なお味。パンケーキもふっくらとした焼き上がり。まるでお店で食べる朝食みたいな出来映えに感激です!いや〜美味しい。家庭でこんなにお手軽に、鉄鍋料理ができちゃうなんて!
気になっていたお手入れも意外なほどに簡単。洗剤を付けずに亀の子タワシでゴシゴシお湯洗い、軽く拭いた後、加熱して水分を飛ばしてから、内側はもちろん、底面、蓋も含めて薄―くオリーブオイルを塗ってあげて下さい。
使い込むうちに油が馴染んでどんどんスベスベになり、サビも出づらくなってきます。毎年使い捨てにしていたフッ素樹脂フライパンを鉄鍋に変えることで、一生モノを育てる愉しみまでも味わえるなんて!今度はキャンプツーリングでも使ってみたいと思います!
鉄鍋伝道師、山口さんの店
COOK&DINE HAYAMA
クック&ダイン ハヤマ
〒240-0112
神奈川県三浦郡葉山町堀内563
Tel: 046(877)1104
http://www.rakuten.ne.jp/gold/cook/shop/
Nozomi Nakamura
ハーレー883RとヤマハSEROW225を駆るバイク女子。
三度のゴハンよりバイク好き。
nao
大型免許を取ってスポーツスターに乗っていたが、
現在子育て中で鉄馬はおあずけ。
三度のゴハンが大好き。