アメリカン・クラフトビールで夏を楽しもう!

待ちに待った夏!サマー・バケーションはやっぱりアウトドア。
そんなシーンで楽しみたいのがアメリカン・クラフトビール。
ビンのイメージが強いクラフトビールなれど、今回は缶ビールで楽しもう!というお話し。

●クラフトビールは缶がオススメ!
「クラフトビールは瓶の方がおいしそう!」と言われがちだけど、アメリカではこの20年で、缶の製造ラインが劇的な進化を遂げ、ビンしか作っていなかったブリュワリーが缶ビールへシフトしている。
スーパーの棚はもちろん、わざわざ缶ビールを販売するホテルや飲食店も出てきているのだ!
弊社ナガノトレーディングが日本に輸入している缶ビールは月を追うごとに増加。
今、クラフトビールにも缶旋風が巻き起こっているのだ。

●缶ビールは小さな樽ビール
 どんなビールも出来上がった時点から劣化が始まる。
劣化の要因は主に光と温度。ビールビンが濃色なのは光を通しにくくするためだが、光が透過しない缶にはかなわない。
「樽詰めのビールが美味しい!」と感じるのは、光による劣化がないから。
同じ温度管理がされていれば缶の方が美味しいビールが楽しめる、ということなのだ。缶ビールはまさに『小さな樽』なのだ!
缶は軽いからアウトドアにもぴったり!もちろん冷蔵保管はお忘れなく!

●缶はパッケージが360度!
当然のことだが、ラベルのみのビンとは異なり、缶は隅々までデザインが可能。
各ブリュワリーメーカーも渾身のデザインを繰り出してくる。
プルトップにまでアートワークが入っているものも。
缶ならではの選ぶ楽しさがあるのだ!

サンフランシスコの「スピークイージー」のプルトップには、ブリュワリーの象徴でもある目玉が!
「スピークイージー」とはアメリカ禁酒法時代に実際にあった闇酒場のこと。
ドアの小窓から検閲官ではないかどうかを確認してからお客を招き入れる様子を目玉で表現しているのだ。

●缶クージーも一緒に!
冷たさにこだわりたい人にオススメなのが『缶クージー』と呼ばれる缶のカバー。
ビンも入るので、暑い日のアウトドアにぜひオススメしたいアイテム。
お気に入りの缶クージーを使えば気分も盛り上がる!

●いろんなビールが勢そろい!
横浜関内「Antenna America」には、直輸入のおいしいアメリカン・クラフトビールが勢ぞろい!
オススメは5月に日本初上陸した「FIRESTONE WALKER BREWING(ファイアーストーンウォーカー)」アメリカ人とイギリス人の義兄弟で始めたカリフォルニアのブリュワリー製。
それぞれのホームに敬意を表し、イギリスの象徴「ライオン」とカリフォルニアの「クマ」がロゴに使われている。
イギリスにちなんだ「Union Jack IPA」などの「Jack」がブリュワリーの看板商品。
この夏オススメは「Pivo」。
「ピーボ」とはチェコ語でビールのことで、現地で有名なピルスナースタイル。
それをカリフォルニア流にホップを効かせた味わいに。
日本の暑い夏、クラフトビールをおいしく飲んでいただくために、ぜひ冷蔵保管を!
そして飲み過ぎにはくれぐれご注意を!!

著者紹介
株式会社ナガノトレーディング 代表:大平朱美
横浜とロサンゼルスに拠点をもち、アメリカ各地からクラフトビールや酒類を輸入、卸売りを行っている。
横浜・関内にある同社のショールームショップ『アンテナアメリカ』では、その場での飲食の他、購入や通販も可能。
このページに登場のクラフトビールも、もちろんラインナップ。
夏こそクラフトビール!是非チェックされたし!!

アンテナアメリカ
http://www.antenna-america.com

photo&text: Akemi Ohira

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