旨いハンバーガーがあるとなれば、全国どこへでも駆けつけるというハンバーガー探求家・松原好秀さんを乗せて、アピオジムニーが向かったのは千葉の外房、勝浦の部原。美しいビーチの目の前で『ハンバーガーカフェトラックOWL(アウル)』の極上バーガーに舌鼓を打つ。
ハンバーガーに関する多数の著書がある松原さんは、現在、オンザロードマガジン本誌のコラムの他、アピオのWEBサイトで「ON THE STREET BURGER with APIO JIMNY」を月刊連載している。取材用車両はアピオのコンプリートカー「TS7」、通称「バーガー号」だ。
東京アクアラインを使って袖ヶ浦へ渡り、房総半島を突っ切って反対側の勝浦まで行くのだが、渋滞ポイントがたくさんあるので早朝出発、夕方には帰ろうという計画。房総半島に入ると山あり谷あり、狭く蛇行した峠道の連続だが、そんなシーンこそアピオジムニーの得意科目、まさに独壇場で、ストレスなど皆無。しかし、とにかく暑い。この日の気温は、早朝6時でも30度を超えていた。そして、湿度もメチャ高い(勝浦はこの夏最高の不快指数だったらしい…)。そんな中でもアピオジムニーは元気。さすが砂漠のラリーで鍛え抜かれたノウハウが投入されているマシンである。
予定よりも少し早く部原ビーチへ到着したが、既に『OWL』の開店準備は整っていた。
『OWL』のオーナーはカナダ、イタリアで喰い道楽を尽くしたタケシタナオキさんと、フリーアナウンサーの松原さと子さん。お二人とも食べることと人が大好き、喰い道楽が嵩じてこのお店を始めてしまったのだとか。
中古のスバル・サンバーをオークションで落札し、ナオキさんがカフェ仕様に手作り。色を塗ったり、カウンターやキッチンを取付けたりした。
松原さん、取材中。ナオキさんとさと子さんのマシンガントークに、タイピングは追いつかず。
ハンバーガーに関する詳しい考察は松原さんの「ON THE STREET BURGER with APIO JIMNY」をご覧頂くとして、取材中の様子を少し。
「人」が好きでおしゃべりが大好きだというナオキさんとさと子さんは、とにかく饒舌。取材慣れしているはずの松原さんもメモを取るのが追いつかず、アタフタしていたしていたほど。几帳面な松原さんはノートパソコンを駆使して取材メモを取るのだが、ナオキさんとさと子さんのクロストークにタイピングが追いついていなかった。
お二人は本当に楽しんでお店をやっているのだな、というのがひしひしと感じられた。取材中も多くの友人、知人たちがお二人に声をかけていく。東京から勝浦へ移住して、さと子さんは4年、ナオキさんは1年。お二人ともすっかり地元に馴染んでいる様子だ。
もちろん『OWL』のハンバーガーは旨い。だが、それだけじゃない。ナオキさんとさと子さんのお人柄、そして部原の広い空と青い海というロケーション。食べるだけでなく豊かなライフスタイルの一部として楽しめる、『OWL』とはそんなお店だ。
★OWL(アウル) [千葉・勝浦]
千葉県勝浦市部原1928-34
土曜・日曜のみ営業
https://www.facebook.com/owl296
★松原好秀の「ON THE STREET BURGER with APIO JIMNY」、大好評連載中!
http://apio.jp/jimnylife/otsb/
photo & text:Yoichi Suzuki
spcial thnks:
アピオ株式会社
0467-79-3732
http://www.apio.jp