ユーティリタスが届ける、リアルなアメリカ車。タフでおおらか。 USトヨタは、ホンモノのアメリカ車だ!

クルマ好きが嵩じてクルマ屋になったという「ユーティリタス」の店主“いけが屋”こと池谷祐一氏は、年に何度も渡米し極上車両を輸入、日本のユーザーに提供している。今回ご紹介するのは、池谷氏がカリフォルニアのディーラーから買い付けてきたUSトヨタの大型SUV、セコイアだ。

セコイアはUSトヨタが北米市場に向け販売している、言わば現行車だが、90年代までのフルサイズのアメリカ車や、ユーティリタスが得意とするランドクルーザー60などがもつ、独特のおおらかな雰囲気が感じられるクルマだ。そしてこのクルマ、前述の通り現在新車で販売されている車種でありながら、タマ数が限られており大変希少だという。セコイアと同じ顔を持つUSトヨタのピックアップトラック、タンドラの販売台数は、全米トップセラーであるFORD F150の約1/30。そして、セコイアの販売台数はタンドラの1/10程度でしかない。「日本で人気がある5.7L-V8搭載の4WD(セコイアには4.7L/V8の2WDモデルもある)ともなると希少車中の希少車。走行距離の少ない極上車は、アメリカ本国でも滅多にお目にかかれません」と池谷氏。このセコイアは、2008年モデルで実走行2万マイル台。年間2~3万マイルは走るのが一般的だといわれるカリフォルニアにおいては、無類のローマイレージ車だ。
 「セコイアのようなフルサイズSUVは日本の道路には大柄と思うかも知れませんが、運転してみるとそう気になるものではない。むしろ、このおおらかな雰囲気が病み付きになりますよ!」

広々としたインテリアが快適なドライビングを約束してくれる。もちろんクリーニング済みでコンディションも申し分ない。国内仕様のHDDナビやETCなども装備済みだ。

池谷氏自身が外装、内装、エンジンルーム、足回りなどを丹念にチェックし、良質の低走行車のみを厳選。

州政府発行の実走行証明書や車検証が車両ごとに開示されるので安心。

実際に試乗してみたが、池谷氏がいう通り、筆者がかつて所有していた90年代のフォード・トーラスやシボレー・タホなど、まさにいい意味で「おおらかなアメリカ車」の雰囲気がこのクルマには息づいていることを実感した。
輸入中古車はコンディションの善し悪しやオドメーター改ざんが心配、という声は少なくない。しかしユーティリタスでは池谷氏自身が外装、内装、エンジンルーム、足回りなどを丹念にチェックし、良質の低走行車のみを厳選している。州政府発行の実走行証明書や車検証が車両ごとに開示されるので安心。
TOYOTA SEQUOIA SR5 4WD
■年式:2008年 ■排気量:5,700cc ■車両:中古並行、初年度登録:2011年5月 ■走行距離:24,000mile ■ミッション:6速AT ■駆動:4WD ■ハンドル:左 ■ボディカラー:スーパーホワイト ■車検:2年付き ■価格:449万円(税込)

photo: Gao Nishikawa Yuichi Ikegaya

text: ORM編集部
http://www.utilitas.co.jp

Related article

関連記事