アメリカのオフロードパークを走る。クルマ屋"ユーティリタス"いけが屋の言いたい放題 やりたい放題!

アメリカの旅を楽しみ尽くすなら、クルマが一番。クルマの買い付けのために年に数回、ロサンゼルスを拠点にアメリカを旅している達人、ユーティリタス池谷祐一さんに、今回はレンタカーでは行けない(走ってはいけない)オフロードの楽しみ方をご紹介頂こう。

毎度っ〜!東京・小金井のクルマ屋、”ユーティリタス”いけが屋です。
凄いと思いませんか〜、この景色。ここはカリフォルニア州ピズモビーチ。
州立公園内のビークラー・レクリエーションエリア、いわば『オフローディングを楽しむ人々のための公共施設』といったところ。
大好きなランクルFJ62で、人生初の砂浜を利用したこのオフロードパークを満喫してきましたよ!


カリフォルニアでオフローディング!
年に数回、販売車両仕入れのために西海岸を訪れるいけが屋ですが、いつも仕事の空き時間を見つけてはアメリカを満喫できるいろんなことをやっています。
例えば、こっちで仕上げた左ハンドルの240SXでドリフト走行会に行ったり、お気に入りの店でガッツリとハンバーガーを食べたり…。

そして今回ご紹介するのは『オフローディング』です!

2日間にわたり山間部の渓谷やビーチ沿いのオフロードコースを堪能してきました。
アメリカには数多くのOHV(オフ・ハイウェイ・ビークル)エリアと呼ばれる、州立オフロードパークが存在し、オフローディングがレジャーのひとつとして認知され、広く一般に親しまれています。
釣りやハイキング、マウンテンバイク、キャンプなどとともに、自然に触れるホビーとしても確立しているんですね。

日本でも海岸などで走行できるところはありますが、広大な公営のビーチ・デザート・オフロードパークなんてお目に掛かれません。
もちろん、怒られて追い出されることもない。
「東京ドームの何倍」なんて表現では追いつかない、まさに大自然を相手にするオフローディングは、自然を、4x4を、アメリカを満喫できる壮大な遊びなのです。

Azusa Canyon
OHV Area
LAの中心部から一時間ほどのアズーサ・キャニオンOHVエリアは四駆乗りに人気のスポット。
一日数ドルで走ることができ、渡河、ヒルクライム、マッド、ロックなどなど、本格的にオフロード遊びができるところです。



OCEANO DUNES
California State
Vehicler Recreation Area

ピズモビーチにはオセアノ・デューン・州立ビークラー・レクリエーションエリアがあります。
広大なサラサラ砂丘の中をATV、バギー、4×4、オフロードバイクで縦横無尽に走りまわれる素晴らしい環境。
いけが屋はデューン(砂丘)走行初体験。友人から借りたランクルFJ62を慎重にドライブしました。

慎重なつもりでしたが、サラサラ・フカフカの吹き溜まりで見事にスタック。通りがかりのラングラーに引き出してもらったり…


現地で知り合ったオフローダーに「タイヤのエアを1キロ程度に落として、デューンのピークから墜落しないようにコースを選びなさい。」と走行のアドバイスをしてもらったり…


大砂丘をヒルクライム&ダウンヒルしながら、ランクルの走行性能の凄さもあらためて実感。
いやもう、本当に楽しかったです!! また行きたい!

“ユーティリタス”いけが屋、もちろん仕事もしています!

ジャンクヤードでお宝探し。
もちろん遊んでばかりではございません。
この日はお客様のご依頼で旧車のパーツをジャンクヤード(解体屋)に探しに行きましたヨ。
アメリカの解体屋はパーツの剥ぎ取りをしやすいように、わざわざ各車を並べ、シャーシにラックをかけてある。
エンジンやミッションをはじめ、どんなパーツも自分で剥ぎ取って買うのです。
いけが屋もツナギ着用で4時間以上をかけ、広大な解体屋を2軒ハシゴするも、お目当のバンパーはついに見つけられずでした。
しかしながら、いろんなUSDMパーツをこまごまとゲット、日本に持ち帰ってお客様に喜んでいただきました。
ランクル80を一台だけ見つけましたが、ボディはもぬけの殻、すでに内装からエンジン、シャーシ、何も取るものなし。
人気車のパーツは引っ張りだこなんですね〜!


池谷祐一(ユーティリタスいけが屋)
「クルマ好きが嵩じてクルマ屋になった!という典型的なクルマバカなクルマ屋」を自称。
幼少の頃からクルマばかりの人生を謳歌、クルマ好きな顧客の要望に合わせ、各種マニアックなクルマを取り扱うユーティリタスの代表。

ユーティリタス: 東京都小金井市貫井南町1-5-22
042-384-7700  http://www.utilitas.co.jp

Related article

関連記事