一昨年取材させて頂き、ジムニーに対する惚れ込みぶりを伺った中津川敬さんを再び訪ね、ともにオフロードを駆け、その後の愛車との日々についてお話しを聞いた。
デザイン会社を経営する中津川さんは、数多くのマシンを所有するクルマ・バイク好き。そんな彼がこの5年間、ファーストカーとして愛用しているのがジムニーJB23をベースに仕上げたアピオのコンプリートカー。
「輸入車や本格4WDにもひけめを感じない存在感と、素晴らしい乗り味がアピオジムニーの飽きない魅力です。」
アピオが提案するミリタリーカスタム"BAMMWV"(バンビー)仕様をまとう中津川さんの愛車は、地元静岡のあの大手模型メーカーのスタッフや、TVチャンピオンで優勝、ジオラマ王として著名な山田卓司さんなど、言わばプロも驚嘆したという仕上がりが自慢。
「このペイントなので、窓以外は磨かなくてOKなのもいい。近所の子供たちにも『カッコいい!』と大好評です。高校生の息子は、もうこのクルマを狙ってますね。」と嬉しそうに語る中津川さん。
アピオジムニーは今も変わらず、中津川さんのかけがえないパートナーであり続けていた。
砂漠に思いを馳せながらアピオジムニーBAMMWV号を走らせる中津川さん。
神奈川のペイントファクトリーの手によるペイントは、米軍のハマー(ハンビー)がモチーフ。つや消しのペイントに施されたウェザリング(汚し、エイジング加工)、そしてダミーのリベットやリッドなどの造形には『模型王国・静岡』のプロたちも驚嘆したと言う。
今回の取材には、ジムニーシェラベースのアピオコンプリートカー『ルミノックス号』も同行。
「最近、アピオのトツゲキ パワーエアフィルターに交換してみました。正直、カッコだけだろうと、期待せず装着したらフィーリングが豹変しました。」とご満悦の中津川さん。
photo&text: Gao Nishikawa
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