毎度っ!東京小金井のユーティリタス代表の『いけが屋』こと池谷祐一です。レポート第一弾でもご覧の通り、『ナカヨシ・ホットオールズミート(NHOM)』に行って参りました。今回は第二弾として、参加者の車両とともに、国産旧車の足回りについてお話します!
国産旧車の足回り考
足回りって、ただ下げてはダメ。ちょうどいい車高ってありますよね。ビシッと決まった車高に具合のいいタイヤ・ホイールだけで、クルマってカッコよくなるんですよね。
Celica LB:セリカ・リフトバックは、ハの字をかかないクルマの中でも、最もツライチが似合う1台。下がりすぎてない車高にスターシャークの深リムと、引っ張ってるアドバンA048は、タダ者でない雰囲気満点でした。これで本当に速いんだろうな。
Starlet KP61:TRDリアスポにワタナベのエイトスポークだけな後期型KP61。DX-Aってグレードがわかるのも我々世代だからか?こんなKPをブイブイ走らせられるオーナーさんはかなりのやり手。25年前の雰囲気そのままで現代によみがえったKP。
Corolla KE10:後期2ドアセダンにパナスポーツフォーミュラ1。下げ過ぎてないように見えるのは13インチだから、いや12インチより大径?なのか。バケットシートにロールバー砲弾ミラーと、当時の走り屋仕様で雰囲気満点です。
Mark-II:4代目マークⅡに、深リムゴールドメッシュ。これも下がり過ぎてなくていい雰囲気。純正ゴールドのボディと、ヨレヨレでないモールやグリルなど、当時の雰囲気を崩さない感じがいい雰囲気ですね〜。
Skyline GT-R:ただ者でない雰囲気を醸し出す、44年のPGC10スカイラインGT-R。ワイド鉄っちんなのか?鉄っちん風アルミなのか?わかりませんが、深リムに絶妙車高な4ドアGT-R。よくノスヒロで見かけるそれとは違って、イケてます。
Mark-II:ブタ目のマークⅡに深リムエクイップ。エンジンルームも、手曲げのエキマニに3連キャブで武装した本気仕様の1台。「羊の皮を被った狼」系のチューニングカーでこういうのが、いけが屋は大好きですね。
Step Van:ステップバンは加工鉄っちんを引っ張ってハの字シャコタン。「えっ?ハの字!」ってしっかりキャンバー切ってましたね。ローバックバケットがついて、男前な雰囲気。小さいお子さんが遊んでましたが、まさかお母さんがオーナー??
Alto:「アルト47万円」の初代アルトに希少10インチのワタナベ4本スポーク。リアはリーフスプリングだと思うんですが、がっちり下がってますね。当時は黄色ナンバーで興味も湧かなかったですが、今見るとナイスなプロポーションです。
Land Cruiser & いけが屋:他のどの参加車両より鉄っちんバンパーが強調されてる、ウインチバンパー付きランクル60で参加したいけが屋です。ワタシはロクマルといえばこのステップ付きのウインチバンパーのイメージが離れないのですが、鉄バンパーミーティングでもナンバーワンの迫力バンパーでした。しかし誰も興味なし….。
池谷祐一(ユーティリタスいけが屋)
「クルマ好きが嵩じてクルマ屋になった!という典型的クルマバカなクルマ屋」を自称。クルマ好きな顧客の要望に合わせ、各種マニアックなクルマを取り扱うユーティリタスの代表。最も得意とするのは、スカイラインDR30、ランクル60など。
ユーティリタス:東京都小金井市貫井南町1-5-22
042-384-7700/http://www.utilitas.co.jp
photo: 池谷祐一, Gao Nishikawa
text::池谷祐一