12月7日に開催されたヨコハマ ホットロッド カスタムショー2014の模様を、本誌GAOニシカワとナカムラがそれぞれの視点でレポートする。第二弾は初参加のナカムラによるレポート!
アメージング!パッションあふれるカスタムの祭典。 ー ナカムラ
早朝のみなとみらい駅。ライダースやエンジニアブーツを身にまとい、指にはシルバーのリング、耳には沢山のピアスをつけた、まさしく”ホットロッド”な男女に視線を奪われる。彼らのあとについて行くと、そこには普段とは趣きを変えたパシフィコ横浜の姿が。冬とは思えない熱気に包まれ、文字通り”ホット”な会場には、カスタムカー&バイク、ショップなどが所狭しと並んでいた。若干ガソリンの匂いが漂う会場の中央で、オープニング・セレモニーが始まる。喝采の中、野太いエクゾーストノートを奏でながら通り過ぎるカスタムマシンはまさに圧巻だ。
オープニングから度肝を抜かれたワタシ、気を取り直して早速会場内をまわってみることにしたが…、とにかく人口密度が凄い!そして濃い!会場では家族連れやカップルはもちろん、海外からのゲストも多く見られた。皆生粋のアメリカン・フリークということもあり、非常にフレンドリー、かつディープな空気が漂っていた。
そんな中、ワタシが特に気になったのは、やはりバイク!!ポップなカラーで彩られたCBRや、もはやエンジン以外は原型をとどめていないほどにカスタムされたスポーツスターなど、「この発想はなかった!」と驚かせてくれるマシン達に大興奮。まさにアメージング。
バイク歴10年弱、これまでマフラーを交換する程度で、あまりカスタムらしいカスタムをした事がなかったワタシにも、世界にたった一台のバイクを造り出すことに心血を注ぐオーナーやビルダーのマシンに対する愛情がヒシヒシと伝わってきた。
そしてこの日、世界中から集まったカスタム&アメリカン・フリークの熱さに、アメリカン・カスタムシーンの底力を見た気がした。
ナカムラ
photo&text: Nozomi Nakamura
special thanks: MOONEYES(http://www.mooneyes.co.jp)