旧車の祭典、ナカヨシ・ホットオールズミート2015見聞録 vol.1

先頃、静岡県のエコパスタジアム駐車場で行われた国産旧車ショーイベントの模様を、東京・小金井のユーティリタス代表、池谷祐一氏がご紹介する。


毎度っ、東京・小金井のユーティリタスです。GAOさんに誘われ、かの有名な”鉄バンパーミーティング”に行ってきました。
このイベントの参加条件は”自走できる昭和の国産、鉄バンパー装着車(同型に鉄バンパーラインナップがあればオッケー。”!
イカすジャパニーズマニアックカーが500台集結!
旧車ショーにありがちなハコスカ・30Z・2000GTなどなどよりも、マニアな大人が所有する「子供の頃街で良く見かけた普通のクルマ」ばかりが勢揃いの希有なイベント!!
その中からいけが屋お気に入りをピックアップしてご紹介します。



クジラクラウン前期2ドア。新車時人気のなかったクジラクラウン。純正グリーンペイントに白内装。純正リアウインカー4連装のテールランプにいけが屋も釘付け!5ナンバーなんでスーパーサルーンなんでしょうか。シャコタン具合もツラ具合も純正ミラーも全部いいですね~!
ノーマルは橙赤赤橙の配列。ですがウインカー用”橙レンズ”を4連装する事で違ったイメージを醸し出す。このクルマ、このテールでもしも”大径ホイール・ドアミラー”だったらNGだと思うのはいけが屋センス??



MS10#クラウン。オールドクラウンマニアの中では人気の薄いこの100系クラウンピラードハードトップ。最終型フェイス、純正ホイール&ホワイトリボン、純正ミラーがすごく好感が持てます。



鉄バンパーと云えば我らが”ランドクルーザー”も。逆輸入のナナマルトルゥーピー。オーストラリア仕向けのロングボディーは日本では希少!




今回のイベントで一番いけが屋の心を揺るがせた1台が、このデリカスターワゴン4WD。ワゴン用ウレタンバンパーからバン用鉄バンパーにスイッチ。ボディーは一度同色補修されてる様ですが、インテリアやシャシーなどコレでもか!と云うほど程度がいい!どんな希少車でもコンディションがメタメタだったら価値は半減かそれ以下、この個体はよくぞここまでキレイに残ってたな~、と感心出来るコンディション。オーナーさん、末永く可愛がってやってください。




昔は近所のおばさんをどう口説き落として格安で入手するか!が入手のポイントだったKP61スターレット。この個体はKP62Vというリアがリーフスプリングの”バン”。後期でも前期インパネで丸目。黒レザー張替レカロシートもセンスバッチリですし、極太ワタナベ&メカチューンエンジンもこのクルマの性格を硬派な一台に。

オーナーさんが車両展示する他、スワップミートな出店者さんも多数いるのもこのミーティングの良さ。マニアックな逸品がお手頃価格で入手可能。自作のラジコンを展示するオーナーさんも!

photo:池谷祐一/Gao Nishikawa
text:池谷祐一
special thanks:
Nakayoshi Hot Olds Association(www.nhoa.jp
ユーティリタス(www.utilitas.co.jp

Related article

関連記事