ビッグツインの俊足クルーザー。ハーレーダビッドソンFXBB "ストリートボブ"

2020年モデル、ソフテイルファミリーの中で最軽量。シンプル&クールなシルエットとハイパワーなビッグツインエンジンの組み合わせが魅力的な俊足クルーザー、ハーレーダビッドソンの "ストリートボブ" に乗った。

左にかしいだ車体を引き起こしてスタンドを蹴り上げ、イグニションスイッチを押してエンジンに火を入れる。
個性的なシルエットを決定づけるミニエイプハンドルにセットされたグリップは、身長175cmの僕がシートに腰を下ろして手を伸ばしたとき、肩よりほんの少し低い位置にある。見かけとは裏腹に無理のないライディングポジションがとれるのがいい。
クラッチレバーを握ってシフトべダルを踏み込む。スロットルを開けながらクラッチをつなぐと、ロー&ロングな車体はいとも簡単に動き出し、グングン加速してゆく。
ハーレーダビッドソン自慢の107キュービックインチ(1,746cc)ハイアウトプット・エンジン、ミルウォーキーエイト搭載車中で"ソフテイル・スタンダード"とともに最軽量(297kg)。
有り余るパワーとトルクを自在に操りながら、街の喧騒の中を泳ぐように駆け抜ける。
“ストリートボブ”は、現行ラインナップの中でもっとも気軽にビッグツインを味わい尽くすことができる俊足クルーザーだ。

artwork, photo&text: Gao Nishikawa
取材協力:Harley-Davidson Japan(0080-080-8080/www.harley-davidson.com

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