昨年初めて取材、その活気に圧倒され、僕GAOニシカワが自らキャンピングカーに乗るきっかけにもなった『ジャパンキャンピングカーショー』。
今年はキャンピングカーに興味津々のDJ DRAGONさんを誘って幕張メッセにGO!
上の写真は山梨から出展のキャンピングカーメーカー、『ミスティック』のブースに展示されたキャンパーのルーフからの会場俯瞰。
左がオンザロードマガジン編集長・GAO、右がDJ DRAGONさん。
GAOもお世話になっているミスティックプランニングのANSEIE(アンセイエ)。トヨタのキャンピングカー架装用シャーシ、カムロードをベースに同社が一台一台ハンドメイド。
G:「トヨタのキャブオーバーのトラックがベース。室内からも登れる屋根の上が、とにかく広い!」
D:「快適過ぎる空間!動くホテルとはこのことですね。ベッドも広々で、これなら寝相の悪い僕でも落ちない?」
リフトアップ&豪華な内装のハイエースもミスティック製。
D:「これはバンドの移動車としても使えそう。」
G:「4WDのスペシャリスト、JAOS(ジャオス)の足回りがカッコいい。運転してみたい!」
オーテックジャパンが手がけた日産NV350キャラバンベースのRiderは、車中泊仕様に。
D:「メーカーがここまでやるとは驚き!デザインもお洒落で街乗りもいけますね。」
軽のキャビンを移動可能なプライベートルームにした例。
D:「一人旅にぴったりなサイズ、楽器ひとつ片手に、このクルマで、街から街を渡り歩きたい!」
ドーム型ガレージを輸入する「ガレージワン」のコーナー。フォード・エコノラインベースの巨大なアメリカンキャンパーが楽々納まる大きなガレージが圧巻!
D:「アメリカンなガレージとキャンピングカーの相性は抜群!男のロマンですねこれは。」
様々なキャンピングカーをラインナップする東和モータースが販売、Dethleffsの比較的コンパクトなモーターホーム EVAN。
コンパクトと言っても充分に広いインテリアは快適そのもの。
ポップアップルーフで就寝定員は4~5名。
D:「内装がかなりお洒落で、ちょとした会議もできちゃいそうなVIP仕様。全体のデザインも素晴らしく、まさに最先端キャンピングカーって感じですね!」
G:「収納スペースが豊富で実に使いやすそう。エンジンは2.3と3リッターのターボディーゼル。どんな乗り味なんだろう。」
いい雰囲気を作っていたインディアナRVのブースで、フランス製のキャンピングトレーラーEmeraude(エメロード)を拝見。
灯油FFヒーター、カセットガス供給器、ソーラーパネルなどを標準装備。
同社のこだわりはプロパンガスを使わないこと。
災害時などのシェルターとしても有効であることをアピール。
D:「海辺、キャンプ、音楽フェスなど、これで行ったら、雨でも問題なしで、モテますね。」
G:「普通免許で牽引できる軽量モデルっていうのもいい。キャンピングトレーラーは自走式キャンパーよりもさらに広々してて、いいですね~。」
ご存知AIRETREAMの輸入元、エアストリームジャパンのブース。
インテリアの写真もエアストリームのもの。
ラウンドした天井はこのトレーラーならでは。
巨大でワイルドな白いトラキャンは三菱キャンター4WDがベース。
ミスティックが手がけたというシェルの内装は、外観と異なり黒が基調の落ち着いた雰囲気。
D:「このトラキャンは映画のロケとか、砂漠のレースに参加できる感じです。会場でも一際目立ってましたね~。」
G:「これはカッコいい!実は凄く贅沢なトラキャンかも。」
DJ DRAGON:
茨城県出身。DJ歴26年以上、J-WAVE FMの人気番組、"TOKIO HOT 100"でDJミックスを担当する他、ラジオナビゲーターとしてBAY FM、FM FUJI、RADIO BERRYなどでレギュラー番組を持つ。
12年前より武田真治のサックスとのユニット"BLACK JAXX"としても活動。
グラフィックやファッションの世界ではデザイナーとしても活躍。
アパレルブランド"THE FLAT HEAD"よりリリースされている"HARD BIRD"もデザイン。
無類のクルマ・バイク好きとしても有名で、新潮社"ENGINE"に執筆中。
『オンザロードマガジン』では2004年より連載を担当。
GAO NISHIKAWA:
東京都出身。スポーツ用品メーカーなどのデザイナーを経て、2001年独立。
アメリカ大陸横断、ルート66走破などの経験をもとに、クルマやバイク、アメリカをテーマにしたイラストレーター、デザイナーとして活動。
2003年、『オンザロードマガジン』を創刊、発行人・編集長を務め、企画・制作・表紙のイラスト&デザイン制作も手がける。
2015年、旅をテーマにしたアパレルなどをリリースするブランド、"RoadTrip63"を立ち上げ。新たなフィールドにチャレンジ中。
Japan CampingCar Show 2016:
北米ではRV、Camper、MotorHomeなどと呼ばれ、EU圏でも長い歴史と人気を誇るキャンピングカー。
その魅力を伝えつつ、日本独自の車中泊という文化も取り込みながら、泊まれる、遊べるクルマを一堂に集めた国内最大級のイベント。
2016年は2月11日〜14日、幕張メッセで開催。公式発表によれば、4日間の来場者数は61,629名。
photo: Kazumasa Yamaoka