新緑が気持ちいい季節、林道を走ってみたい！ということで、本誌でもお世話になっているフォトグラファー、『林道が好きすぎる有識者』の異名をとる山岡和正さんとアピオジムニーに乗って、初めてのオフロード走行に挑戦してきました。
新緑の季節の山道ドライブは大好きだけど、実は、オートマ限定免許で舗装道路しか走った事がないワタシ。
林道を走るってどんな感じ？自分の運転で試してみたいな～なんて呟いてみたら、じゃあ行こうってことになり、早速山岡さん、いえ、山岡先生と林道を走って来ました。
『林道が好きすぎる有識者』山岡先生に聞く、林道を走る極意とは？
「キーンとした自然の空気を楽しむことかな。4WD車の走破性をフルに使って、普通車では行けない場所へ入ることができる優越感を味わえる。段差などではバンパーではなくタイヤが最初に当たる構造になっているから、走れる場所、行ける場所が増えるし、行動半径が広がるよね。でも林道は生きモノ、崖崩れ、落石、倒木なんかもあって環境が日々変化する。滑りやすいオフロードではクルマの挙動に対して敏感に感じるのも、楽しむ秘訣かな。田舎道だからって油断せず、対向車には気をつけよう。そして、最も大事なのは自然破壊をしないこと。」
なるほど。勉強になります。
編集部の赤いジムニーはAT、有識者山岡先生の白いジムニーはMT。
いずれもアピオのコンプリートカーです。
ちなみに私の免許はAT限定（泣）。
まずは、先生に林道ドライビングの基本を教えてもらいます。
都内での2年前の大雪以来入れていなかった4WDレンジに！路面状況よってローレンジも使用。ボタンで切り替えできて楽々！
山岡さんオススメの林道装備、飲食物編。
あっという間にお湯が沸くJETBOILはコーヒーブレークに大活躍。
空しか見えませんけど～！な坂もグイグイ行けた！見えないけど左側では山岡先生が誘導してくれています。
中央自動車道からもほど近い山梨から長野の県境にあたる某所、南アルプスと八ヶ岳が一望できる林道の途中の広場でコーヒーブレーク！
林道に入る時は、登山に行くのと同じ気持ちで準備しよう。
最小限の食料、水、上着、登山用地図帳は必須。
ケータイの地図は電波がなければ使えない事も考えて、紙の地図は必須だね。
脱輪などのトラブルなども想定し、複数台で走ると安心。
万一の備えとしてエアジャッキ、スコップ、牽引ロープ、サンドラダーなどがあると心強いよ。
山岡和正
4x4マガジンなどで活躍、日本でもっとも林道をよく知るフォトグラファーの一人。
そのキャリアから、昨年はテレビ朝日「マツコ＆有吉：怒り新党」人気コーナー「新・三大○○」に『林道が好きすぎる有識者』として出演。
「素人にはオススメしない道」というテーマで全国から選りすぐりの林道3カ所を自らの運転で案内した。
本誌の他、雑誌や広告写真のフィールドで活躍。
あの『ヨシムラ』のオフィシャルフォトも担当。
アピオのメインフォトグラファーも務める。
photo: Kazumasa Yamaoka
text: Nao
special thanks: APIO（0467-79-3732 / www.apio.jp）
