2013年のNASCARスプリントカップは、フロリダ州ホームステッドのマイアミスピードウェイで開催された”Ford EcoBoost 400”で全36戦を終えた。
今シーズンを制したのは、このレースを9位で終えた、ヘンドリックモータースポーツのゼッケン48、Lowe's/KOBALT TOOLSシボレーSSを駆るジミー・ジョンソン（38歳）。
ジョンソンは2003年のチャンピオンでこのレースを２位でフィニッシュしたマット・ケンゼス（#20／トヨタ・カムリ）をわずか19ポイントリードするカタチでの王座となった。
これによってシボレーも37回目のNASCARスプリントカップのマニュファクチュアラー・チャンピオンとなった。

J.J.は自身6度目のスプリントカップを手にする

J.J.はシボレーにも37度目のスプリントカップ・マニュファクチュアラー・タイトルをもたらした。
ジミー・ジョンソンは、2006年～10年まで5回連続でチャンピオンを獲得。今シーズンの王座についたことで、伝説のドライバーであるリチャード・ペティー（現役当時のゼッケンは43、現在はチームオーナー）、デイル・アーンハート（故人、現役当時のゼッケンは３、現在は息子の#88デイル・アーンハートJr.がスプリントカップで活躍中）の7度のチャンピオン獲得に迫る、NASCARスプリントカップ６度目の年間チャンピオンとなった。

尚、NASCARナショナルシリーズ各カテゴリー2013年のシリーズチャンピオンは下記の通り。
★スプリントカップシリーズ：
ジミー・ジョンソン（#48／シボレーSS）
★ネイションワイドシリーズ
オースティン・ディロン（#3／シボレー・カマロ）
★キャンピングワールド・トラックシリーズ
マット・クラフトン（#88／トヨタ・タンドラ）

6つめのスプリントカップを奪取、伝説のドライバーたちに迫る

左：キャンピングワールド・トラックシリーズ2013王者のマット・クラフトン／中央：ジミージョンソン／右：ネイションワイドシリーズ2013王者のオースティン・ディロン