アメリカを代表するモーターサイクルの一台、インディアン・スカウト。その名前は数々の栄光の歴史とともに語り継がれてきた。70年の時を経て、伝説のインディアン・スカウトが復活、日本にも上陸を果たす。

マサチューセッツ州、スプリングフィールドで創業したモーターサイクル・メーカーが生み出した名車、インディアン・スカウト。その高性能なモーターサイクルは、進化を続けながら様々なレースで活躍、羨望の眼差しを集めた。そんな伝説を知らずとも、ボンネビルのソルトフラッツにおいて、自らチューニングしたマシンで最高速記録を打ち立てた実在の人物、バート・マンローを主人公にした映画「世界最速のインディアン」に登場するモーターサイクルとして、インディアンスカウトの名を記憶に刻んだ貴兄もおいでだろう。長い年月を経て、2015年モデルとして登場するインディアン・スカウトは、軽量・高剛性鋳造アルミフレームに、100馬力を発揮する1130cc水冷Vツインエンジンを搭載。伝統を継承しながらも、優れた走行性能や快適性を備えたモダンなモーターサイクルとして復活を果たしているという。今年中に日本にもお目見えする予定の新生インディアン・スカウト。是非とも試してみたい一台だ。