ノスタルジック2デイズで旧車の魅力に触れる。

2017年2月18〜19日に、神奈川県のみなとみらいにあるパシフィコ横浜で開催された『ノスタルジック2デイズ』を取材した。

毎年この時期に行われる当イベントは、『日本最大級の旧車トレードショー』と銘打ち、見るだけじゃない、旧車が買えるユニークなものとして人気を博している。旧車を得意とする全国の有名ショップが出展、国産車を中心に、欧米のクルマも展示。その多くは丁寧なレストアが施され、各社が仕上がりの美しさ、クオリティを競う場のようでもある。
ミントコンディションの出展車両の中から、独断でピックアップした車両などをご紹介しよう。

上のスカイラインは2000GT-ESターボ。今となっては人気のRSではなく、GTの方が希少といえよう。ウインドウに飾られたパネルには当時のCMキャラクター、ポール・ニューマンが!
東京のユーティリタスによるフルレストア車だ。

通称ダルマと呼ばれる初期型セリカ(右)と二代目。幼い日に憧れたセリカの魅力は今も色褪せない!

岡山のオールドボーイが持ち込んだミントコンディションのポルシェたち。赤が眩しいナローに目が釘付け。

複数台見かけた510の中で、注目したのがこれ。車高やロールケージがヤンチャな感じだが、ご覧のエクステリアに、内装もタンカラー、大人っぽい仕上がりが秀逸。

鳥取の日下エンジニアリングが展示したのは、1/6スケールのミニチュアエンジン。日産の名機、S20、FJ20、RB26や、そのチューニングエンジンたちが、リアルに再現されている。

下の写真左から。
1)『選ばれし10台』による場内を走行するパフォーマンスも大きな注目を集めた。
2)もともと希少種な上、『あぶない刑事』の尽きない人気もあってか、レパードの価格が高騰中。
3)鮮やかなカラーが目をひいた三菱の名車、ギャランGS。カッコいい!
4)今見てもスマートなマツダ・ルーチェロータリークーペ。フードの開き方が素敵。
5)片山義美カラーのレーシング・サバンナ。背景のパネルももちろん片山選手。
6)初代ホンダ・シビック。固まり感のあるデザインは今見ても新鮮。
7)レース仕様のプリンス・スカイラインS54とグロリア。50年以上前の日本グランプリのシーンが蘇る。
8)日産往年の名機、4気筒OHVのA型エンジン。そのカットモデルも注目を集めていた。

photo&text: Gao Nishikawa
special thanks: UTILITAS(http://www.utilitas.co.jp

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