元祖エイト・スポーク。オーソドックスながら力強いプロフィールが世界のプロドライバー、そしてクルマ好きに支持されたミニライトホイールの今昔に触れてみよう。
History
1963年、イギリスのデリック・パワーとジョン・フォードによりミニライトのプロトタイプが誕生。
プロダクションモデルがロンドン・モーターショーでラッドフォード・スペシャルミニに装着され注目を浴びた。
64年にはアメリカ進出、大きな成功を収め、やがて半数以上が輸出に。10~15インチやセンターロックなど多数のバリエーションを有していた。67年のモンテカルロラリーでミニが優勝したことなどで、ミニライトの知名度は世界的なものに。以降も数々のレースやラリーでミニライトは活躍してきた。
"The Winning Wheel"
ミニライトを使用して活躍した主なチームは、BMC、AC、トライアンフ、BMW、フォード、ロータス、ジャガー、メルセデス、ポルシェ、ルノー、ローバー、アウディ、ボルボなど。アメリカでもフォード・マスタング、シボレー・カマロなどワークスマシンに使用され大活躍。
いつしかミニライトは「勝利のホイール」と呼ばれるようになる。
Toughness・Lightweight・Safety
ミニライトホイールは、強靱・軽量・安全の3つの基本理念と共に、世界中で支持され続けてきた。
その特徴的な8本のスポーク、通称「エイトスポーク」はデザインと機能性に優れ、多くのエンスージアストに愛されて、誕生から50年以上を経た現在でも、さまざまなクルマの足元で輝き続けているのだ。
ミニライトホイールについてのお問い合わせ:
株式会社ショーダクリエイティブ
0276-52-2251
http://minilite.co.jp/
edit: Gao Nishikawa