発売以来、アメリカンバイク、ことにハーレーユーザーから熱い視線が注がれているブリヂストンのクルーザー用ニュータイヤ『バトルクルーズ・エイチゴーマル』。僕も愛車に装着、従来のタイヤにはなかったその優位性を体感、すでにこのwebでもご報告済みだ。
このH50について、3人のハーレーのプロフェッショナルにもお話を聞いた。是非参考にして頂きたい。
これまでのどれとも違う、驚くほどのスムーズさとグリップの良さ。星野輪業/星野博幸さん
ハーレー専門のメカニックとして30年近いキャリアをもち、長距離ツーリングも楽しんでいるという星野輪業 代表・星野さんの声。
ハーレー正規販売網に長年勤務、星野輪業を立ち上げて7年になるというメカ一筋の星野さんは、生粋のバイク好き。
「特にツーリング好きで、今でも時折1,000キロ以上を1日で走ってしまい、周囲を呆れさせています。」と笑う。常にタイヤを意識して走るという星野さん。
「グリップのいいタイヤはコーナーでヨレるし、剛性のあるタイヤは暖まるまでは滑るのが不満でした。」と、ハーレーのタイヤについてもシビアだ。
愛車ロードグライドに2月から履いているというH50についてはどうか。
「このタイヤにしたら、春先の寒い日、濡れた路面でもしっかりグリップしてくれました。驚くほどスーッと軽く走ってくれて乗り心地がよく、長距離も疲れない。アメリカン専用を謳うだけのことはありますね。」とお気に入りの様子だ。
星野輪業は、ハーレーを専門のメンテナンスガレージとして、修理・整備・カスタムなどを行う。代表の星野さんは、昔からバイクを磨くのと走るのが大好き。今もピカピカのハーレーでスピードを楽しんでいるそう。
星野輪業
神奈川県横浜市神奈川区三枚町668
045-370-1380
自然に曲がれる。飛ばさなくても、きちんとたわんでくれる。BURN! H-D Sports/奥川潔さん
スポーツスターのワンメイクレースをはじめ、ハーレーでサーキットを走ることにこだわってきたBURN! H-D Sports代表、奥川さんの声。
「柔らかくて接地感がいい。ナチュラルに曲がれる。H50は操縦安定性も優れていると感じます。」と語る奥川さん。
自分は感覚的に乗るタイプだと言うが、
「このタイヤは飛ばさなくても、運転に自信がない人が乗っても、きちんとたわんでくれる。タイヤはたわむことで性能を発揮する。だから幅広いライダーにお勧めできますね。」と、その良さを理論的に説明してくれるのは、メカとレース、両方の知識と経験があればこそだ。
「H50に履き替えたお客さんからも、乗り心地やウェット性能がいいという声があります。個人的にはリア用150サイズのカタチがとてもカッコいいと思っています。バイクのタイヤは、カタチも大切ですから。あとはもっとサイズ展開を広げて欲しいですね。」と笑顔で締めくくってくれた。
ショップのメカニックとして活躍した後、2000年に独立、BURN! H-D Sportsを立ち上げた奥川さん。修理・整備・足回りのチューニングの他、06年からはコンピュータチューニングに注力しているという。
BURN! H-D Sports
埼玉県所沢市東新井町297-4
04-2994-2975
何も考えずに乗れる。意のままに操れるワンランク上のタイヤ。ハーレーダビッドソン三鷹/中津原潤一郎さん
ハーレーの整備士としてキャリアをスタート、現在ハーレーダビッドソン三鷹のサービスフロントを務める、中津さんの声。
2月のまだ寒い時期に、15年来の愛車スポーツスターにH50を履かせたという中津原さん。その違いを、走り出してすぐに感じたと言う。
「職場でタイヤ交換した帰り道、寒い夜でした。最初の交差点で何気なく視線を向けただけで、行きたい方向にスッと自然に曲がれたのです。それまでの『ヨイショ!』という感じがないままに曲がれるのが、凄いと思いましたね。」と満面の笑み。他にも、乗り心地の良さ、高速での安定感、何も考えずに意のままに操れる感覚など、いいところがたくさんあると語ってくれた。
「トレッドパターンもカッコいいし、何もかもがワンランク上な感じです。お客様からも『やっぱりブリヂストンはいいね!』という声が上がっています。
バイク歴20年、プライベートでもいろいろなバイクを乗り継いできたバイク好きの中津原さん。勤務先のハーレーダビッドソン三鷹は、2015年から2年連続でディーラー・オブ・ザ・イヤーを受賞している名店。
ハーレーダビッドソン三鷹
東京都三鷹市野崎3-8-16
0422-39-3980
ブリヂストン バトルクルーズ・エイチゴーマルの特徴
ハーレーをはじめとした重量級アメリカンクルーザーをスムーズに操り、高速・ロングツーリングを楽しみたいライダーのために開発された『バトルクルーズH50』。
接地特性を解析・最適化することでスムーズなハンドリングを、フロントの剛性分布を最適化することで、振動を低減、疲れにくい快適なツーリングを実現。リアのコンパウンドから形状にまで配慮することで摩耗ライフを飛躍的に向上するなど、ブリヂストンが、そのノウハウと最新技術を結集して生みだしたH50。サイズバリエーションも順次拡大予定。乞うご期待だ。
photo&text: Gao Nishikawa
special thanks: 株式会社ブリヂストン
0120-39-2936
www.bridgestone.co.jp
ブリヂストンモーターサイクルタイヤ株式会社