この一台は1989年式の北米仕向けランドクルーザーFJ62LGです。ガソリンエンジン＆オートマのワゴンで、日常ユースに不可欠なエアコン＆パワステなどの純正装備を備え、最新型ナビのインストールも可能。スクエアで5ナンバーサイズよりワイドなそのスタイリングは、多くのファンを魅了します。
いけが屋がロサンゼルス近郊のアメリカ人オーナーさんから極上ベース車を直接買い付け＆逆輸入。およそ8年前に販売し、日本のオーナーさんがガレージで大切にしてくださっていた極上車です。
今回ユーティリタスに出戻ってきてくれたのですが、コンディションは8年前のまま。オドメーターも14万マイルを過ぎたばかりという、ランクルにとって、そしてその大半をアメリカの恵まれた道路環境で走ってきたクルマにとっては、極めて低走行距離。
2020年の今日では、こんな上質なロクマルは全米を探しまわっても滅多に出てくることはないであろう、希少な存在の上質車なのです。

車両のディーテールを少々ご説明します。納車時に前オーナーさんのご用命で、エンジンルーム内を含む純正同色のホワイトにオールペイント施工。同時に後期角目4灯を、人気の的である前期型の丸目2灯にフェイスリフト。内装はステアリングからシートまでオリジナルを継承。80’sな雰囲気満点のインテリアには、今となっては温かみすら感じます。
オフロードを意識させないホワイトリボンタイヤ＆ノーマル車高で「オシャレな日常ライフ」にマッチする一台に仕上がっています。この逆輸入・左ハンドルのロクマルは、まさにアメリカで普段使いのワゴンとして乗られているスタイルのまま、ロサンゼルスのダウンタウンやベニスビーチの海沿いにも違和感なく溶け込めそうな雰囲気を醸し出しています。もちろん専門店としてコンディションは極上であると断言します。
ユーティリタスでは納車時にはエンジンやミッションなどの機関系、エアコンやパワーウインドウなど電装系のメンテナンスやオーバーホールを施工。「メカには強くないから…」と旧いクルマを所有することを躊躇している方でも、日常的に乗って頂けるコンディションに整えてご納車しています。

北米トヨタ ランドクルーザーFJ62LG ワゴン
1989年式／逆輸入車
実走行：145,000マイル
車両本体価格：3,998,000円（消費税込み）
もっと詳しい情報はこちらから。

いけが屋も同型車を一台所有（上の赤いロクマルです）、愛車に乗るたびにロサンゼルスの街をドライブした感覚がよみがえるのです。現代の乗用車ベースのSUVと比較してしまえば、特別に乗り心地が良いわけでなく、パワフルで駿足なわけでもない。小回りが利くわけでもないし、燃費だって全然よくないワゴンですが、このクルマでなければ味わえない魅力があるのです。お気に入りの街並みを撮影するときに、コイツが一緒に写るだけでアメリカンなワンショットになります。例えばキャンプ場では、現行車には真似できない、温かみのある素敵なキャンプ風景を演出してくれるでしょう。
逆輸入・左ハンドルの「ランドクルーザー・ロクマル」で、あなたのライフスタイルをガラリと変えてみませんか？

photo&text:
ユーティリタスいけが屋こと、池谷祐一
「クルマ好きが嵩じてクルマ屋になった！という典型的クルマバカなクルマ屋」を自称。顧客の要望に合わせ、各種マニアックなクルマを取り扱うユーティリタスの代表。得意車種はランクル・ロクマル、スカイラインDR30など。

ユーティリタス
東京都小金井市貫井南町1-5-22
042-384-7700
http://www.utilitas.co.jp/