サファリラリーで大活躍したセリカツインカムターボをはじめ、トヨタのWRCマシンが一同に会した企画展がお台場で開催中だ。
世界の名車を展示、クルマ好きを楽しませてくれている、お台場の"MEGA WEB"(メガウェブ)ヒストリックガレージで、トヨタの歴代ラリーカーを集めた「“トヨタ WRC参戦の系譜~2017年新たな挑戦へ~”」なる企画展が開催中。僕も夢中になったグループBマシン、セリカツインカムターボをはじめ、当時映像や雑誌の中で見たあのマシンたちに出会える貴重なチャンスだ。
いよいよ来年からWRCに復帰するトヨタ。その参戦予定マシン、ヤリスは取材当日不在であったが、現在は展示中。8月23日まで限定展示されるとのこと。
またトヨタの国際ラリー参戦黎明期のマシンたちは、精巧なミニチュアカーでも展示。
入場料無料。休館日の7月19日以外の毎日11時~21時オープン。是非覗いてみて欲しい。
▲1985 セリカ ツインカムターボ(TA64)
ユハ・カンクネンのドライブでサファリラリーに優勝したグループBマシン。
▲1985 MR2(222D)グループS試作車
ミッドシップのMR2をベースに試作されたグループSマシン。同規定の導入見送りにともない日の目を浴びることはなかった。
▲1990 セリカ GT-Four(ST165)
87年からのグループA規定に基づく4WDラリーカー。これはビヨン・ワルデガルドのマシン。
▲1997 カローラ WR-Car(プロトタイプ)
同年からのWRカー規定に基づき、欧州向けカローラをベースに開発された。
photo&text: Gao Nishikawa