VANとともにある楽しい生活を提案するイベントが、茨城県つくばで開催。クルマやアウトドアをはじめ、幅広い業界からも注目を集めた。現地を訪ねたDJドラゴンのレポートをお届けしよう。
現在は東京で生活していますが、生まれ育ったのは茨城県です。ちょうど高校生の時に「つくば科学万博 '85」が開催、会場には未来を想像したパビリオンが立ち並びました。感動したのは大きなテレビ、SONYのジャンボトロン。今でこそLEDの大きなパネルは当たり前ですが、当時はとても驚きましたね。あれから34年も経ったと思うと感慨深いなあ。
先日、同じつくばで面白いイベントが開催されました。その名も「つくばVAN泊 2019 TSUKUBA TOMORROW LABO」。万博？いえいえ、VAN泊です。
バンタイプのライトキャンピングカーで生活する「バンライファー」がずらり！旅ではなく生活、ライフスタイル提案としても新鮮です。
手作り感とアイデア溢れるバンがずらりと並び、楽しい！動くスナック・アポロ号（ページ上のマツダ製マイクロバス）は車両もレアでした。都内のシェアオフィスの駐車場でバンライフを実験中の渡鳥ジョニー氏の試みも興味深かった。
他にもサウナを積んだバン、移動式ライブハウス？なバンなど自由な発想満載でした。本誌の取材でキャンピングカーショーに行きましたが、いよいよ僕もバンに目覚めてきたかもしれません。
ちなみにこのイベントは国内初の自治体（つくば市）主催イベント。つくばは未来に向けて今も突き進んでいますよ。
DJドラゴン
DJ、プロデューサー、デザイナー、ラジオナビゲーター、イベントオーガナイザーなど様々な顔を持つ。武田真治とともに「BLACK JAXX」としても活動。これまでに多数のクルマ、バイクを所有、カスタムしてきた生粋の乗り物好きでもある。
オンザロードマガジン59に掲載のDJドラゴン連載『サムライへの道』を再編集して掲載しました。
